家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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ボードゲームと称される商品の中には、専用の用紙に鉛筆やペンで記入する「紙ペン」というジャンルがあります。今回は、これらゲームを比較検討します。

<登場するボードゲーム>
1)ガンツ・シェーン・クレバー
2)ウェルカム・トゥ…
3)カートグラファー


★「紙ペン」ゲームはボードゲームなのか?
 我が家で定番のボードゲームのひとつが、「ツカーナの小道(Trails of Tucana;ツカナ諸島の小道)」です。用紙と鉛筆がセットに含まれていて、線を記入することでゲームが進行します。いわゆる「紙ペン」ゲームです。(このような、ボードを使わないゲームを「ボードゲーム」と称するのは抵抗がありますが、慣用的に、ジャンルとしての「ボードゲーム」に分類されるようです。)
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 ただ、この「ツカーナの小道」は、国内ではマイナーな部類のようです。そこで今回、国内でも有名な「紙ペン」ゲームについて、比較検討しました。

 比較検討するのは、以下3件の商品です。
1)ガンツ・シェーン・クレバー:サイコロを振ってマスを埋めろ!
2)ウェルカム・トゥ…:カードをめくって住宅地を作ろう。
3)カートグラファー:図形を描いて地図を完成しよう。



★1)ガンツ・シェーン・クレバー
 「ガンツ・シェーン・クレバー(Ganz Schoen Clever;ガンシュンクレバー、That's Pretty Clever;あらら、まったく賢いこと!)」は、サイコロを振って、その色と出目に応じてマスをマークしていく、ビンゴのようなゲームです[1]。30分、1~4人、8歳以上。日本語版はアークライト、2019/5発売(2022/10時点では、入手困難)。定価2200円。海外版は入手性良好です。
[1]アークライト:ガンツ・シェーン・クレバー



 ゲームはノンテーマ。純粋に得点を競うゲームです。親プレイヤーがサイコロ(6色×各1個)を振ります。3個を選び、その色・出目に応じたマスを塗りつぶします。残ったサイコロから、親以外のプレイヤーが1個を選んで使います(重複可)。これを繰り返して、塗りつぶしたマスから得点を得ます。所定ラウンドを終えて、いちばん点数の高い人が勝ち。
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画像出典:Schmidt Spiele; That's Pretty Clever! 英語版ルールブック

◎ここが楽しそう!
・世界的に人気らしい(BGGで約150位)。ただ、残念ながら、個人的には魅力を感じられなかった。

◎ここがイマイチ
・ノンテーマ。ボードゲームの魅力は、テーマ・ルール・物品の融合だと思う。単に点数を競うというのでは、ボードゲームの魅力の1/3を捨ててしまっている。なんてもったいない。
・長考の懸念。サイコロは6個あり、どれを選ぶか、どのマスを塗るか、選択肢が非常に多い。親の後に子の手番となるため、待ち時間が気になりそうだ。紙ペンの魅力は、「手軽に・スピーディーに」にあると思う。ゲームの流れが途切れてしまいそうで、ちょっと心配。


★2)ウェルカム・トゥー
 「ウェルカム・トゥ(Welcome to.../ Welcome to Your Perfect Home)」は、1950年代のアメリカが舞台。ベビーブームに対応して、大型の住宅街を計画します。約25分、1~100人、10歳以上。日本語版はエンゲームス、2018年発売。定価2860円。
[3]Engames:Welcome to... 日本語版



  毎ラウンド、建物カードをめくります。カードは2枚で組になっていて、一方は記入内容、もう一方は特殊効果を与えます。各人、3組の中から1組を選び、その内容を適用します。記入は、土地マス1個を選び、カードの数字を記入するというもの。ただし、右にいくほど大きい数字になるようにする縛りがあります。一方の効果は、主に得点を加算するマスをマークするものです。終了条件(誰かがマスをすべて埋めるなど)を満たすまで繰り返します。最後に得点を計算して、いちばん高い人が勝ち。
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画像出典:Deep Water Games; Welcome to Your perfect Home 英語版ルールブック(2018)

◎ここが楽しそう!
・世界的に人気らしい(BGGで約140位)。ただ、残念ながら、個人的には魅力を感じられなかった。

◎ここがイマイチ
・記入内容。格子状に区切られたマスに、数字を書き込む。右にいくほど数字が大きくなるように、という縛りがある。まるで数学パズルのようだ。紙ペンゲームらしい、自分で何かを作るワクワク感を、感じにくいのでは。
・終了条件。誰かが目標達成で勝ち抜け、または、誰かが3回失敗で負け抜け。いよいよこれから、というところで、自分以外の影響で終わってしまうのは、気分が悪そうだ。せっかくの紙ペンなので、自分が納得いくように、じっくりと作業したい。
・特殊効果。特殊効果が6種類あり、処理が複雑そう。これなんだっけ、となって、ゲームが中断されそうだ。


★3)カートグラファー
 「カートグラファー(Cartographer)」とは、「地図を作る人」の意味。剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、カードに描かれた地形を個人シートに記入して、地図を作っていく紙ペンです[5]。30~45分、1~100人、10歳以上。日本語版はアークライト、2021/4発売。定価2640円。
[5]アークライト:カートグラファー 完全日本語版



  毎ラウンド、探検カードをめくります。カードには、森や村などの地形の種類と、形状(ポリオミノのような、隣接する複数の四角形の配置)が描かれています。これにしたがって、個人シートに記入を行います。規定数のカードがめくられたらラウンド終了で、中間得点計算を行います。ゲームに起伏を付けるのが、探検カードで時おり登場する、モンスターです。これが出た場合、個人シートを隣の人(カードにより、左または右)に渡します。そして、渡された人が、カードの形状にしたがってモンスターを描きます。モンスターは、得点条件を邪魔するのに加えて、隣接マスが空マスだと減点を与えます。4ラウンドを終えて、得点が高い人が勝ち。
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画像出典:Thunderworks Games; Cartographers - A Roll Player Tale - 英語版ルールブック(2019)

◎ここが楽しそう!
・地図への記入。森や山、川など、いろいろな地形を描ける。しかも、一度に複数個を描ける。自分だけの地図を作っていく作業を、存分に楽しめそうだ。
・モンスター。突然登場して、目標達成に向けた計画を狂わせる。子供たちと一緒に、ワイワイと楽しめそうだ。また、その機会に、隣の人の地図をじっくりと見られる。自分だけのやりかたを追求してしまいがちな紙ペンだが、他人の地図を見ることで、新たな気づきを得られるのでは。
・テーマ。未知の土地を探検して、自分の手で、世界を広げていく。作業によって自分だけの成果物を作る、「紙ペン」にピッタリのテーマだ。素晴らしい。
・世界的に人気らしい(BGGで約120位)。

◎ここがイマイチ
・地図への記入。さまざまな地形を、何マスも書かないといけない。子供には、時間がかかるかもしれない。また、ポリオミノふうの形状に沿って記入をするのだが、回転させたり反転させたり、苦手な人は、正しく記入するのに時間がかかるかも。


★まとめ:紙とペンで、創造力を加速させろ。
 人気の「紙ペン」ボードゲーム、3商品を紹介しました。まとめです。

1)ガンツ・シェーン・クレバー
・サイコロころころ。純粋に得点を競え。
・紙ペンというより、ビンゴゲームかな。

2)ウェルカム・トゥー
・住宅地に数字を記入しつつ、特殊効果も発動だ。
・紙ペンというより、数字パズルかもね。

3)カートグラファー
・カードにしたがい地形を配置して、自分だけの地図を作ろう。
・これぞ紙ペン! 地図の上に、新しい世界が広がっていく。

個人的には、「カートグラファー」が飛び抜けて魅力的です。実際に手を動かして、自分だけの成果物を作り上げられるのが、紙ペンならではの楽しみです。




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