家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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ボードゲームの購入を検討する記事です。今回は「アーク・ノヴァ(Ark Nova)」。
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出典:Capstone Games/ Feuerland, Ark Nova 英語版説明書(2021)


★検討にあたって
 以下の条件を前提に、ボードゲームを物色しています。候補となった物件について、詳細を検討します。
・遊ぶ相手は、家族(妻、娘11歳、長男8歳、次男5歳)。
・長い期間、繰り返し遊びたい。
・我が家はお金がない。本当に買う必要があるかどうか、厳選したい。

 今回の候補は、「アーク・ノヴァ(Ark Nova)」です。



★ゲーム内容の確認
 以下項目について、確認を行います。
1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など


1)基本情報
・タイトル:アーク・ノヴァ~新たなる方舟
・作者:Mathias Wigge
・原題:Ark Nova
・発売年:2021年
・出版社(一例):Capstone Games [1]
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:90~150分
・推奨年齢:14歳以上

[1] Capstone Games: Products - Board Games - Capstone Games - Ark Nova


2)テーマ
・年代:現代
・場所:動物園
・プレイヤーの立場:動物園の事業主
・目的:動物を集め、自然保護に貢献する。
・行うこと:
 ・土地を整備し、施設を充実させる。
 ・動物を捕獲し、園で飼育する。
 ・スポンサーを集め、収入を増やす。
 ・各地の動物園・研究施設と提携・協業する。
 ・自然保護活動に貢献する。


3)外観
・絵柄:明るくカラフルな色づかい。動物の写真入りカード。
・コンポーネント:
 ・ボード:共通ボード2個、個人ボード8個
 ・カード:アクション、動物ほか 約260枚
 ・紙製タイル:施設ほか 約190個
 ・紙製チップ:現金ほか 約110個
 ・木製コマ:マーカーほか 約130個

・箱サイズ:37×30cm(特大サイズ)
・共通ボード:80×30cm程度(推定)
・個人ボード:A4サイズ程度(推定)


4)ルール
 以下、英語版マニュアル(Capstone Games、2021年)を参照した情報。

○基本システム
・アクション選択(使用頻度による強度変化)。
・個人エリアへのタイル配置・カードプレイ(効果の累積)。


○大まかな手順
1)ラウンド制。終了条件を満たすまで続ける。

2)開始プレイヤーから、時計回りに手番をとる。

3)手番では、以下を順に行う。
 ①アクションカード1つを選び、実行する。
 ②特定アクションを実行したら、進捗トラックを進める。
 ③選んだアクションカードを、列の左端に移動する。

4)時計回りに何周も繰り返す。

5)進捗トラックが終了マスに着いたら、ラウンド終了。
 ①ボードをリセットする。
 ②各人の収入を得る。

6)次の手番の人から、ゲームを続ける。

7)誰かの2つの得点コマが交差したら、終了トリガ。
 各人が1手番をとり、ゲーム終了。


○勝敗
・終了後、勝利点を集計する。勝利点には、以下2つがある。
 1)人気点:動物カードのプレイなどで得られる。
 2)保護点:保護活動への参加などで得られる。
・勝利点は、右回り・左回りのトラックになっている。
・ゲーム終了時、2つの勝利点の交差した距離が長いほど高得点。
・もっとも高い得点の人が、勝ち。


○アクション
a)カード:共通の山からカードを引き、手札にする。
b)工事 :タイルを買い、個人ボードに置く。
c)動物 :動物カードをプレイする。
d)誘致 :スポンサーカードをプレイする。
e)協働 :ワーカーを使い、以下アクションをする。
 イ)保護カードをプレイする。
 ロ)評判トラックを進める。
 ハ)各地の動物園タイルを得る。
 ニ)大学タイルを得る。
 ホ)現金を寄付し、保護点を得る。
f)休憩 :アクション強度増加チップを得る。


○特徴的な要素
・個人エリアのカードを選び、アクションを実行する。
 ・カードの置場が右にあるほど、アクションの強度が増す。
 ・強度が高いと、得られる物品数/使える物品数などが増す。
 ・使ったカードは、手番の最後に左端に移動する。
 ・カードを裏返すと、アクションの内容が改良される。

・個人ボードに土地タイルを置く。
 ・土地タイルは、六角形が複数つながった形状。
 ・動物カードのプレイには、所定マス数の土地タイルが必要。

・各種カードを、個人エリアにプレイする。
 ・カードには、動物・スポンサー・保護活動がある。
 ・プレイには、現金・土地タイルなどの条件が必要。
 ・プレイすると、即時/永続/終了時などの効果を得る。
 ・カードのプレイが、別カードのプレイ条件になることもある。

・1ラウンドの長さは不定。
 ・特定アクションを行うたび、進捗トラックが進む。
 ・進捗トラックが終了位置に達すると、ラウンド終了。
 ・ラウンド終了時、人気点に応じた収入を得られる。

・2つの得点トラック(人気点・保護点)がある。
 ・人気点は反時計回り、保護点は時計回りのトラック。
 ・誰かの2つのコマが交差すると、終了トリガになる。


5)遊びやすさ
・言語依存:
 ・各カードの効果は、言語による説明で、文章量が多い。
 ・カード種類が多く、内容記憶によるプレイは困難。
・プレイ人数依存:
 ・2~4人用:人数に応じ、使用物品数などを調整。
 ・1人用:ソロルールで遊ぶ。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・得点トラックのボーナスタイルはランダム選択して使う。
 ・ランダム要素:
  ・カードの初期配布はランダム。
  ・動物カード、保護カードの出現順はランダム。
 ・上級ルール:
  ・各人が異なる土地配置の個人ボードを使うルールがある。


6)入手性
・日本語版テンデイズゲームズから発売されている[5]。定価9900円。
 ・国内アマゾンではプレミアム価格。実売22000円など。

※2022/7現在の状況。
[5] テンデイズゲームズ: 動物園経営ゲーム『アーク・ノヴァ』日本語版、2月26日発売




★考察:「アーク・ノヴァ」の魅力と懸念点
 発売直後から、BGG(ボードゲームギーク;アメリカの大型ボードゲーム情報サイト。)で話題沸騰の商品です。人気メカニクスてんこもりで、ボードゲームマニア必携の商品らしい。

◎魅力を感じた点
・残念ながら、特に遊びたいと感じる点は見つからなかった。

◎懸念点
・カードプレイ。カードの種類が非常に多く、しかも効果の説明は、分量の多い漢字混じり文章表記。小さい子供(長男8歳、次男5歳)や、老眼気味のアラフィフ(私)には、スムーズなプレイは厳しそうだ。加えて、カードの登場順はランダム。場なりでダラダラとした単純作業を続けることにならないか。テラフォーミング・マーズというマニア向けゲームで経験した、「テラフォーの悲劇」を思い出してしまう。そもそも、カードプレイ蓄積で個人エリアを強化するタブロービルディング方式は得意でなく、楽しさが分からない。
・終了条件。固定ラウンドでなく、得点トラックの進捗が一定になるとゲームが終わる方式。この方式だと、誰かが積極的にゲームを終わらせようとしないと、終わらない懸念がある。我が家のメンバーだと、自分が少しでも有利になるように(あるいは楽しめるように)、終わらせられるのに終わらせない、というプレイヤーが出てきそうだ。結果的に、負けていて楽しくない人は、楽しくない時間を、どうにもできずにつまらなく過ごすことにならないか。これもまた、「テラフォーの悲劇」だ。
・テーマ。動物園を作るというのは、いっけん子供も楽しめそう。ところが、動物の木製コマなどは使わず、写真の入ったカードのみなので、たいへん地味な見た目。個人ボードに置く施設も、パッと見て動物園とは思えない、地味すぎる絵柄のタイル。そしてなにより、我が家には、動物がそれほど好きな人がいない。妻も子供たちも私も、積極的に遊びたいとは思わないだろう。
・価格。定価が1万円近い。箱が37×30センチと、見たこともない巨大サイズ(「カタン」でも30×30センチ)。これだけのお金と保管場所を、ボードゲームにかけるだけの余裕は、残念ながら、我が家にはない。


★判定結果:「アーク・ノヴァ」は買うべきか?
 以上を踏まえて、「アーク・ノヴァ」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。

※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

人気メカニクスを集めた、典型的マニア向けゲーム。言語依存の高いユニークカードは、いきあたりばったりの作業がダラダラと続く「テラフォーの悲劇」を思い出させます。残念ながら我が家では、手を出さない方が無難と結論しました。




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