果物を集めジャムを作るボードゲーム「フルッティコラ(Frutticola)」を買いました。使用物品(コンポーネント)について、実情をレポートします。
★「フルッティコラ」のコンポーネント問題
ボードゲーム「フルッティコラ(Frutticola;フルティコラ)」を買いました。ワーカープレイスメント方式のゲームで、果物を集めて、ジャムを作り、売上を得るのが目的です。毎ラウンド選ぶ「アクションカード」で、そのラウンドで使えるワーカーの種類・数、特殊能力、プレイ順が決まるのがユニークです。

フルッティコラは、カラフルでかわいらしいコンポーネント(使用物品)も、魅力のひとつです。特に、立体的に構成されたパステルカラーの果樹と、色とりどりの果物をかたどったコマは、見ているだけで楽しくなってきます。

ただ、残念なお知らせです。フルッティコラのコンポーネントには、設計・製造上の問題があると、海外の有名ボードゲーム情報サイト「BGG(Board Game Geek;ボードゲームギーク)」で、かなり辛辣に批判されているのです。
そこで今回、フルッティコラのコンポーネント現品を見て、実際の状況をレポートすることとしました。
★指摘されているコンポーネント問題
BGGで指摘されている、コンポーネントの設計・製造に関する、主な問題点は以下です[1]。
1)果物コマ:小さすぎて扱いにくい。
2)カード:文字が小さすぎる。飾り文字が読みにくい。
3)タイル:打ち抜きが不完全で、うまく切り離せない。
4)果樹:部品間のはめ合わせが悪い。
5)箱サイズ:内容物に対して、大きすぎる。
[1]Board Game Geek:Frutticola (2021) - Forum
★実際どうなの? 現品で確認
本製品の入手手段として、クラウドファンディング「Kickstarter」および「Giochistarter」があります。私は、Giochistarter経由で、2021年9月の発送分を入手しています。この現品で、上述の問題点について、確認します。
(BGGで指摘が投稿されている時期は、Kickstarter品が発送されたと思われる、2021年5月頃です。私の入手した品物とは、製造ロットが異なる可能性があります。)
1)果物コマ
確かに、果物コマのサイズは小さいです。もっとも小さいブルーベリーは、直径5ミリ程度です。ジャムでも直径8ミリ程度で、かなりのミニアチュアサイズに感じました。果物コマの底部には、いずれも平面部が設けられています。しかし、全体に丸い形状のため、特にブルーベリーは、転がってしまうことがあります。

ただし、コマそのものの品質は、良好に感じます。イチゴは本物そっくりのツブツブ感があり、リンゴの葉っぱの造形も凝っています。表面はしっとりとした控えめなツヤで、安っぽくありません。プラスチックですが、ムクで作られているので、見た目よりも重みがあって、高級感があります。

たしかに果物コマは、丁寧な扱いが必要と思います。しかし、ゲームに集中できなくなるほどの障害には感じませんでした。むしろ、製品とていねいに向き合う、内職的な作業を感じさせて、「家族経営のジャム業者」のムードを高めることに貢献しているように思います。ブルーベリーは特に貴重な果物だから、じゅうぶんに優しく扱ってくれたまえ、ということでしょう。
(もっと人気のあるゲームでも、これ以上に扱いにくいコマが存在します。例えば、「テラフォーミングマーズ」というボードゲームでは、小さいキューブを、平らな紙シートの小さいマスに置いて、能力値を示していました。このキューブは、ふとした拍子に簡単にずれてしまい、ゲームに致命的な影響を与えて、ゲームに集中できませんでした。これに比べれば、フルッティコラでは、果物がずれてもゲーム進行上の問題はほとんど生じません。多少転がっても気にせず、安心して楽しめます。)
2)カード
果物コマに限らず、このゲームの物品は、全体的にミニサイズです。特に小さく感じるのが、カードです。長辺が約60ミリ。一般的なトランプのカードよりも、ふたまわりほど小さいです。(横に置いた、ワーカーコマも、一般的なコマより、ひとまわり小さいです。)

毎ラウンド、アクションカードを選ぶことで、①プレイ順(小さいほど先番)、②使用ワーカー、③特殊効果、を決めます。このため、これらの情報が、みっちりとカードに記載されています。自然と、文字が小さくなります。カード名は飾り文字のため、なお読みにくい(上の写真では「Free stuff!(タダでもらえるぞ!)」)。特殊効果の補足説明の文字は、高さ2ミリに満たないサイズです。

とはいえ、私は、英語ネイティブではありません。子供たちも、英語を読めません。ですので、ぶっちゃけ、文字が大きかろうと小さかろうと、読みにくかろうと、問題は発生しないのでした。文字のサイズよりも、アイコンの不完全さが気になりました。例えば、「1手番で1回」の注記が文字だけですが、アイコンにも「×1」などの表示をしてほしかったところです。
なお、カードの小ささについては、むしろ、このゲームに適していると感じました。カードを選ぶときに、手の中で見比べたり、並べ替えたりする作業がやりやすいのです。まさに「秘密の作戦」を練る雰囲気が味わえて、好印象です。
3)タイル
タイルについては、残念と言わざるを得ません。私の製品でも、打ち抜きが不十分で、カッターナイフでの切り離しが必要になる箇所がありました。裏面の側で、フィルムのような薄い皮1枚が残ってしまう状況です。

事前に、BGGで情報を得ていたため、慎重に作業を行いました。もし、なんの情報もなかったら、通常どおりにガシガシとタイルを外しにかかり、タイル表面を剥がしてしまったかもしれません。これは確かに、製造上の問題です。

ひょっとすると、タイルのボード(厚紙)の選定に、なんらかの手違いがあったのかもしれません。製品には、4枚のボードが入っていますが、2枚は厚さ2.0ミリ、2枚は厚さ2.4ミリでした。そして、2.4ミリのほうで、打ち抜き不良がありました。この厚さ違いは、意図されたもののなのか分かりません。

4)果樹
本製品のビジュアル的なウリである、果樹です。組み立てて、立体的な形状になり、見映えがします。ただ、残念なことに、上述のタイルの打ち抜き不良も関係して、スムーズには組み立てられませんでした。

まず、タイルの取り外しです。幹部分のスリット、台座へのはめこみ突起など、細く、角がとがった部分が多いです。タイルの打ち抜きが不十分なことを考慮しつつ、ナイフを使い、慎重に外さないと、パーツを傷めてしまう可能性があります。この問題を知らない人は、普通にパーツを取り外そうとして、パーツを破損するかもしれません。

果樹のベースについては、打ち抜きのほかにも、問題があります。果樹を差し込む穴です。左の写真が表面で、穴の周囲に面取りが設けられています。ところが、右の写真の裏面では、面取りがなく、かつ、穴の打ち抜きも不十分でした。バリが残っています。

ベースは、プレイ人数に応じて、表面と裏面を使い分けます。そして、裏面を使うと、果樹の突起が穴周囲のバリと干渉してしまい、うまく木を取り付けることができませんでした。そこで、下写真のように、穴の角部分をデザインナイフで切り落として、面取りを設けました。これによって、果樹をきちんと差し込めるようになりました。

しかし、これで安心はできません。抜き差しを繰り返していると、果樹のほうの突起の表面が、めくれてくることに気づきました。このままではヘタって、使えなくなってしまいそうです。

そこで、突起部分に、瞬間接着剤(アロンアルファ)を流し込みました。ほんの一滴を乗せるだけで、厚紙に吸収されて、補強することができます。補強した後は、プラスチックのように固くなります。これで、抜き差しの繰り返しに対する耐久性を高めることができたと思います。

5)箱サイズ
最後の問題点として、箱のサイズです。箱を開けると、左右の1/3ずつが、厚紙でカバーされていて、中央の1/3だけに部品が入っていました。左右のカバーの下は、なにも入っていません。この箱は、32×32センチあり、カタンやアルママータなどの30×30センチとほぼ同サイズです。この内容物ならば、たしかに、オルレアン(32×23センチ)やカカオ(28×20センチ)サイズに収まりそうなものです。

ただ、物品の収納を考えると、これぐらい余裕があったほうがラクです。各パーツをタッパーに入れて、中央には組み立てた木を入れて、ちょうどよい具合に収まりました。これなら、タッパーをそのままサプライとして使えるので、セットアップや片付けもラクチンです。これはこれで、よい箱なのでは。

6)その他
最後に、個人的に気になったものとして、「お金」です。ユーロゲームには珍しく、コインではなく、紙幣を使用します。扱いにくいかな、という懸念がありました。しかし、実際に使ってみると、人生ゲームのような、収入や両替などの、お金のやりとりの楽しさを感じやすいように思いました。これはこれで、良い物品でした。難をいえば、すべての額面が同じ背景色なので、やや区別がつきにくいです。

★まとめ:言うほど深刻な問題ではない
BGGで批判されている、ボードゲーム「フルッティコラ」のコンポーネント問題を確認しました。
1)果物コマ:
・細かな造形で、高級感のある作り。
・小ささは、テーマに合っている。
2)カード:
・小ささは、手の中で秘密の作戦を練る楽しみを強調。
・英字は小さいが、読まないので関係なし。
3)タイル:
・打ち抜き不良は残念。ナイフ必須。
・気を付けて外せば、問題がないレベル。
4)果樹:
・不用意に扱うと、部品損傷の危険がある。
・快適に使うには、面取りや補強など、工作が必要。
5)箱サイズ:
・内容物に対して、かなり大きいサイズ。
・収納を考えると、これぐらい余裕があっても良い。
たしかに問題はありますが、どうしようもないレベルではありません。物品の小ささは、むしろ、「個人経営の小さなジャム屋さん」のテーマ性を高めているとも感じました。しかし、やはり、タイルの抜き不良と、耐久性が不安な果樹は残念です。
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★「フルッティコラ」のコンポーネント問題
ボードゲーム「フルッティコラ(Frutticola;フルティコラ)」を買いました。ワーカープレイスメント方式のゲームで、果物を集めて、ジャムを作り、売上を得るのが目的です。毎ラウンド選ぶ「アクションカード」で、そのラウンドで使えるワーカーの種類・数、特殊能力、プレイ順が決まるのがユニークです。

フルッティコラは、カラフルでかわいらしいコンポーネント(使用物品)も、魅力のひとつです。特に、立体的に構成されたパステルカラーの果樹と、色とりどりの果物をかたどったコマは、見ているだけで楽しくなってきます。

ただ、残念なお知らせです。フルッティコラのコンポーネントには、設計・製造上の問題があると、海外の有名ボードゲーム情報サイト「BGG(Board Game Geek;ボードゲームギーク)」で、かなり辛辣に批判されているのです。
そこで今回、フルッティコラのコンポーネント現品を見て、実際の状況をレポートすることとしました。
★指摘されているコンポーネント問題
BGGで指摘されている、コンポーネントの設計・製造に関する、主な問題点は以下です[1]。
1)果物コマ:小さすぎて扱いにくい。
2)カード:文字が小さすぎる。飾り文字が読みにくい。
3)タイル:打ち抜きが不完全で、うまく切り離せない。
4)果樹:部品間のはめ合わせが悪い。
5)箱サイズ:内容物に対して、大きすぎる。
[1]Board Game Geek:Frutticola (2021) - Forum
★実際どうなの? 現品で確認
本製品の入手手段として、クラウドファンディング「Kickstarter」および「Giochistarter」があります。私は、Giochistarter経由で、2021年9月の発送分を入手しています。この現品で、上述の問題点について、確認します。
(BGGで指摘が投稿されている時期は、Kickstarter品が発送されたと思われる、2021年5月頃です。私の入手した品物とは、製造ロットが異なる可能性があります。)
1)果物コマ
確かに、果物コマのサイズは小さいです。もっとも小さいブルーベリーは、直径5ミリ程度です。ジャムでも直径8ミリ程度で、かなりのミニアチュアサイズに感じました。果物コマの底部には、いずれも平面部が設けられています。しかし、全体に丸い形状のため、特にブルーベリーは、転がってしまうことがあります。

ただし、コマそのものの品質は、良好に感じます。イチゴは本物そっくりのツブツブ感があり、リンゴの葉っぱの造形も凝っています。表面はしっとりとした控えめなツヤで、安っぽくありません。プラスチックですが、ムクで作られているので、見た目よりも重みがあって、高級感があります。

たしかに果物コマは、丁寧な扱いが必要と思います。しかし、ゲームに集中できなくなるほどの障害には感じませんでした。むしろ、製品とていねいに向き合う、内職的な作業を感じさせて、「家族経営のジャム業者」のムードを高めることに貢献しているように思います。ブルーベリーは特に貴重な果物だから、じゅうぶんに優しく扱ってくれたまえ、ということでしょう。
(もっと人気のあるゲームでも、これ以上に扱いにくいコマが存在します。例えば、「テラフォーミングマーズ」というボードゲームでは、小さいキューブを、平らな紙シートの小さいマスに置いて、能力値を示していました。このキューブは、ふとした拍子に簡単にずれてしまい、ゲームに致命的な影響を与えて、ゲームに集中できませんでした。これに比べれば、フルッティコラでは、果物がずれてもゲーム進行上の問題はほとんど生じません。多少転がっても気にせず、安心して楽しめます。)
2)カード
果物コマに限らず、このゲームの物品は、全体的にミニサイズです。特に小さく感じるのが、カードです。長辺が約60ミリ。一般的なトランプのカードよりも、ふたまわりほど小さいです。(横に置いた、ワーカーコマも、一般的なコマより、ひとまわり小さいです。)

毎ラウンド、アクションカードを選ぶことで、①プレイ順(小さいほど先番)、②使用ワーカー、③特殊効果、を決めます。このため、これらの情報が、みっちりとカードに記載されています。自然と、文字が小さくなります。カード名は飾り文字のため、なお読みにくい(上の写真では「Free stuff!(タダでもらえるぞ!)」)。特殊効果の補足説明の文字は、高さ2ミリに満たないサイズです。

とはいえ、私は、英語ネイティブではありません。子供たちも、英語を読めません。ですので、ぶっちゃけ、文字が大きかろうと小さかろうと、読みにくかろうと、問題は発生しないのでした。文字のサイズよりも、アイコンの不完全さが気になりました。例えば、「1手番で1回」の注記が文字だけですが、アイコンにも「×1」などの表示をしてほしかったところです。
なお、カードの小ささについては、むしろ、このゲームに適していると感じました。カードを選ぶときに、手の中で見比べたり、並べ替えたりする作業がやりやすいのです。まさに「秘密の作戦」を練る雰囲気が味わえて、好印象です。
3)タイル
タイルについては、残念と言わざるを得ません。私の製品でも、打ち抜きが不十分で、カッターナイフでの切り離しが必要になる箇所がありました。裏面の側で、フィルムのような薄い皮1枚が残ってしまう状況です。


事前に、BGGで情報を得ていたため、慎重に作業を行いました。もし、なんの情報もなかったら、通常どおりにガシガシとタイルを外しにかかり、タイル表面を剥がしてしまったかもしれません。これは確かに、製造上の問題です。

ひょっとすると、タイルのボード(厚紙)の選定に、なんらかの手違いがあったのかもしれません。製品には、4枚のボードが入っていますが、2枚は厚さ2.0ミリ、2枚は厚さ2.4ミリでした。そして、2.4ミリのほうで、打ち抜き不良がありました。この厚さ違いは、意図されたもののなのか分かりません。

4)果樹
本製品のビジュアル的なウリである、果樹です。組み立てて、立体的な形状になり、見映えがします。ただ、残念なことに、上述のタイルの打ち抜き不良も関係して、スムーズには組み立てられませんでした。

まず、タイルの取り外しです。幹部分のスリット、台座へのはめこみ突起など、細く、角がとがった部分が多いです。タイルの打ち抜きが不十分なことを考慮しつつ、ナイフを使い、慎重に外さないと、パーツを傷めてしまう可能性があります。この問題を知らない人は、普通にパーツを取り外そうとして、パーツを破損するかもしれません。

果樹のベースについては、打ち抜きのほかにも、問題があります。果樹を差し込む穴です。左の写真が表面で、穴の周囲に面取りが設けられています。ところが、右の写真の裏面では、面取りがなく、かつ、穴の打ち抜きも不十分でした。バリが残っています。


ベースは、プレイ人数に応じて、表面と裏面を使い分けます。そして、裏面を使うと、果樹の突起が穴周囲のバリと干渉してしまい、うまく木を取り付けることができませんでした。そこで、下写真のように、穴の角部分をデザインナイフで切り落として、面取りを設けました。これによって、果樹をきちんと差し込めるようになりました。

しかし、これで安心はできません。抜き差しを繰り返していると、果樹のほうの突起の表面が、めくれてくることに気づきました。このままではヘタって、使えなくなってしまいそうです。

そこで、突起部分に、瞬間接着剤(アロンアルファ)を流し込みました。ほんの一滴を乗せるだけで、厚紙に吸収されて、補強することができます。補強した後は、プラスチックのように固くなります。これで、抜き差しの繰り返しに対する耐久性を高めることができたと思います。


5)箱サイズ
最後の問題点として、箱のサイズです。箱を開けると、左右の1/3ずつが、厚紙でカバーされていて、中央の1/3だけに部品が入っていました。左右のカバーの下は、なにも入っていません。この箱は、32×32センチあり、カタンやアルママータなどの30×30センチとほぼ同サイズです。この内容物ならば、たしかに、オルレアン(32×23センチ)やカカオ(28×20センチ)サイズに収まりそうなものです。

ただ、物品の収納を考えると、これぐらい余裕があったほうがラクです。各パーツをタッパーに入れて、中央には組み立てた木を入れて、ちょうどよい具合に収まりました。これなら、タッパーをそのままサプライとして使えるので、セットアップや片付けもラクチンです。これはこれで、よい箱なのでは。


6)その他
最後に、個人的に気になったものとして、「お金」です。ユーロゲームには珍しく、コインではなく、紙幣を使用します。扱いにくいかな、という懸念がありました。しかし、実際に使ってみると、人生ゲームのような、収入や両替などの、お金のやりとりの楽しさを感じやすいように思いました。これはこれで、良い物品でした。難をいえば、すべての額面が同じ背景色なので、やや区別がつきにくいです。

★まとめ:言うほど深刻な問題ではない
BGGで批判されている、ボードゲーム「フルッティコラ」のコンポーネント問題を確認しました。
1)果物コマ:
・細かな造形で、高級感のある作り。
・小ささは、テーマに合っている。
2)カード:
・小ささは、手の中で秘密の作戦を練る楽しみを強調。
・英字は小さいが、読まないので関係なし。
3)タイル:
・打ち抜き不良は残念。ナイフ必須。
・気を付けて外せば、問題がないレベル。
4)果樹:
・不用意に扱うと、部品損傷の危険がある。
・快適に使うには、面取りや補強など、工作が必要。
5)箱サイズ:
・内容物に対して、かなり大きいサイズ。
・収納を考えると、これぐらい余裕があっても良い。
たしかに問題はありますが、どうしようもないレベルではありません。物品の小ささは、むしろ、「個人経営の小さなジャム屋さん」のテーマ性を高めているとも感じました。しかし、やはり、タイルの抜き不良と、耐久性が不安な果樹は残念です。
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