家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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ボードゲームの購入を検討する記事です。今回は「ニュートン(Newton)」。

★日本語版ルールを作成しました。BGGに格納★


Newton:Japanese rules in hand (「ニュートン」日本語ルール)


★検討にあたって
 以下の条件を前提に、ボードゲームを物色しています。候補となった物件について、詳細を検討します。
・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男5歳)。
・長い期間、繰り返し遊びたい。
・我が家はお金がない。本当に買う必要があるかどうか、厳選したい。

 今回の候補は、「ニュートン(Newton)」です。



★ゲーム内容の確認
 以下項目について、確認を行います。
1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など
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1)基本情報
・タイトル:ニュートン
・作者:Nestore Mangone, Simone Luciani
・原題:Newton
・発売年:2018年
・出版社(一例):Cranio Creations [1]
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:90分
・推奨年齢:12歳以上

[1]Cranio Creations: Newton


2)テーマ
・年代:18世紀
・場所:ヨーロッパ
・プレイヤーの立場:科学者
・目的:高名な科学者になること。
・行うこと:
 ・仕事をしてお金を稼ぐ。
 ・実験を行い、新たな技能や発見を得る。
 ・ヨーロッパを巡り、知見を高める。
 ・学問を学び、知識を得る。
 ・書物を調査・整理し、成果をまとめる。


3)外観
・絵柄:落ち着いた色使い。輪郭のはっきりした人物イラスト。
・コンポーネント:
 ・ボード:共通ボード2個、個人ボード4個
 ・カード:アクション用、マスターなど 約90枚
 ・木製コマ:学者、助手など 約70個
 ・紙製タイル:目標、発明、町など 約60個
 ・紙製チップ:本、薬瓶、コインなど 約150個
・サイズ感:箱30cm×22cm、ボード:40cm×30cm程度×2枚(推定)


4)ルール
 以下、英語版マニュアル(Cranio Creations/CMON、2018年版)を参照した情報。

○基本システム
・カードによるアクション実行。
・共通ボードの複数トラック進行(ボーナス取得)。
・個人ボードへのカード配置(パラメータ強化)。

○大まかな手順
1)ラウンド制。全6ラウンド。
2)全員、同じ構成の手札6枚を持ってスタート。
3)開始プレイヤーから、時計回りに手番をとる。
4)手番では、以下を順に行う。
 i)手札のカード1枚を選び、個人ボードに置く。
 ii)そのカードに対応するアクションを実行する。
5)全員が5回ずつ手番をとって、ラウンド終了。
6)全員同時に、以下を行う。
 i)出したカードの1枚を、個人ボード下に差す。
 ii)個人ボードの本棚に状態から、収入を得る。
7)開始プレイヤーを左に移動し、次ラウンドへ。
8)6ラウンドを終了したら、ゲーム終了。

○勝敗
・勝利点が高い人が勝ち。主な得点源は以下。
1)ゲーム中:恩恵チップ、ラウンド後の収入、など。
2)終了時:目標タイルの達成度、マスターカード、など。

○アクション
a)活動:活動トラックを進め、現金と各マスの効果を得る。
b)実験:実験トラックを進め、各マスの効果を得る。
c)旅:地図を移動し、各マスの効果を得る。
d)研修:売場からカードを取得する。
e)調査:個人ボードの本棚にタイルを配置する。

○特徴的な要素
・毎手番、手札からカードを出して、アクションを実行する。
 ・カードのマークで、アクションが決まる。
 ・個人ボードのマークの数が多いほど、アクションが強まる。
  ・マーク数=トラックを進められる歩数、など。
 ・出したカードは、以降のアクションの強さにも寄与する。
 ・ラウンド終了時、カード1枚をボードに差す。
 ・差したカードは以降使えないが、マークは有効。
 ・マークは、強化タイルによっても追加できる。
・ゲーム開始時、マスターカードを所定数持つ。
 ・カードには、歴史的な科学者が描かれている。
 ・所定マスに止まると、マスターを出せる。
 ・マスターには、即時/永続効果がある。


5)遊びやすさ
・言語依存:
 ・カード等の効果はアイコン表記のみで、文字依存はない。
 ・マスターカードの固有名詞は、文字表記。
・プレイ人数依存:
 ・2~6人用:ボード上の恩恵タイル数を減らす。
 ・1人用:さらに、売場カード数を減らす。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・各トラックのマスを構成するタイルは、ランダムに選択。
 ・ランダム要素:
  ・個人ボードは、マークが異なるものをランダムに配布。
  ・各トラックのマスを構成するタイルの配置はランダム。
  ・売場のカード出現順はランダム。
  ・マスターカードはランダムに配布。


6)入手性
・日本語版:2018年版、2021年版(拡張同梱)がある[5]。
 ・2021年版は定価7700円。テンデイズゲームズ。
 ・国内アマゾンは在庫なし。テンデイズゲームズで購入可。
・英語版:海外Amazon.comで普通に販売。約39ドル+送料17ドル。
※2021/11現在の状況。

[5]テンデイズゲームズ:ニュートン 偉大なる発見同梱版 日本語版




★考察:「ニュートン」の魅力と懸念点
 「科学の発見」がテーマです。理系学科出身の私としては、非常に関心を引かれました。

◎魅力を感じた点
・科学がテーマ。マスターカードには、ニュートンやガリレイなど、歴史的な科学者が描かれている。
・アクションカード。出したカードのマークが累積されて、効果が強まっていくのがユニーク。先のことも考えてカードの使用や購入をする必要がある。計画性が必要で、うまくいったときの達成感がありそう。ワーカープレイスメントとは違い、他プレイヤーからの干渉が小さいので、自分の思った通りにプレイできそう。ストレスが低いのでは。
・ソロプレイ。ほぼ同じルールで、1人で遊べる。毎回、ボード上のタイルの配置が変わり、違った展開を楽しめそう。ハイスコアを目指して、何回も挑戦したくなりそうだ。

◎懸念点
・テーマと内容の乖離。科学テーマであるが、科学を感じさせる物品・要素がきわめて少ない。各トラックを進めたり、本棚にタイルを置いたり、研究や発見をするのとは、ほど遠いゲーム内容である。いったいこれで、本当に科学者を目指せるのか?
・多数のトラック。各トラックで得られるボーナスは、他トラックに影響するなど、複雑に絡み合っている。各要素をひもといて、有効な作戦を練るのは、かなり労力が必要そう。結果的に、ぼんやりと、場なりプレイになってしまうのではないか。あるいは、考えようとすれば、いくらでも考えられるので、長考になってしまいそうだ。長考族がそろう我が家では、ゲームが収束しないのでは。


★判定結果:「ニュートン」は買うべきか?
 以上を踏まえて、「ニュートン」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。

※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 科学の道を究める、というテーマが気に入りました。ただ、実際には多数のトラックを進めるだけで、科学の研究や発見という雰囲気が感じられません。理数系出身の身としては、これを「科学」と呼ぶことは容認できません。残念ながら、購入は見送ります。




★日本語版ルール(PDF形式・完全版)★


 サマリーではない、詳細まで網羅した完全版ルールを作成しました。ゲーム中の確認にも便利なように、冗長性を排除し再整理しています。完全日本語版が入手できなくても、これで大丈夫カモ(使用物品の言語依存は、人物カードの名前だけです)。

★BGGからダウンロードできます★


Newton:Japanese rules in hand (「ニュートン」日本語ルール)

※Cranio Creations / CMON英語版マニュアルを和訳し、再構成しました。
※マスターカード全種類の説明付き。ソロプレイもカバーしています。


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