家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


☆祝☆ 200万ページビュー! ご訪問に感謝します。

↓↓↓子供と楽しむボードゲーム↓↓↓ 子供と遊ぶボードゲーム

家族で遊ぶボードゲームを調査しています。今回は「グラビウェル(Gravwell)」。ブラックホールに捉われた宇宙船を、引力や斥力を利用して操り、脱出を目指すゲームです。
20211005zg01.jpg


★ブラックホールの特異点に捉えられた!
 ボードゲーム「グラビウェル(グラブウェル、Gravwell)」は、ブラックホールに捉えられた宇宙船を、無事に脱出させるゲームです。オリジナルは2013年発売の「Gravwell: Escape from the 9th Dimension(第9次元からの脱出)」、今年2021年に、要素が追加された第2版「Gravwell: 2nd Edition」が発売されました。オリジナル版:1~4人、20~45分、10歳以上。第2版:1~6人、20~45分、10歳以上。海外アマゾンで、第2版が普通に購入できます。約40ドル+送料約15ドル。
 今回、オリジナル版の英語マニュアルを読んで、内容を確認しました。第2版の内容は未確認です。

[1]Board Game Geek: Gravwell: Escape from the 9th Dimension
https://boardgamegeek.com/boardgame/142992/gravwell-escape-9th-dimension

[2]Board Game Geek: Gravwell: 2nd Edition
https://boardgamegeek.com/boardgame/340834/gravwell-2nd-edition



★引力・斥力を使い分け、重力の井戸を脱出せよ!
 このゲームでは、ブラックホールを示す渦巻き状のマップを、中心から外周に向けて、すごろくのように自分の宇宙船を進めていきます。道は1本道で、進める歩数は「燃料カード」に記載された数字で決まります。ところが、このカードの処理のしかたが、たいへんユニークです。
 カードは全26枚あり、A~Zで始まる元素名(架空の元素を含む)が記載されています。そして、元素の種類ごとに、進む歩数と、進む方式が異なっています。進む方式には、以下の3種類があります。
a)引力:もっとも近い他の宇宙船の方向に進む。
b)斥力:もっとも近い他の宇宙船と逆方向に進む。
c)トラクタービーム:他のすべての宇宙船を自分に向けて進ませる。
 
 つまり、他の宇宙船との位置関係を利用して、自分の宇宙船を「スリングショット(パチンコ)」のように推進させるわけです。しかし、他の宇宙船も、同様の移動をします。当初に狙っていた宇宙船と順位が入れ変わってしまうと、はからずも特異点(スタート地点)に逆戻り、なんてことも起こり得ます。


★宇宙船の位置関係の変化を読みきれるか?
 マップ上の宇宙船として、各プレイヤーのものに加えて、2機の難破船が配置されています。難破船は自力では動きませんが、トラクタービームで移動します。各プレイヤーの宇宙船や難破船と、自分の位置関係が変化するのにしたがって、どのカードを出すのが有効か、状況が変化していきます。

 というわけで、どの宇宙船がどんな順番で動くかが、非常に重要です。宇宙船の動く順番も、カードによって決まります。全員が手札から裏向きにカードを出して、同時に公開します。そして、アルファベットがAに近い人から順に、移動を実行します。自分のアルファベットを見て、自分の移動が先になるか、後になるかを推測して、そしてその時に自分の宇宙船がどんな位置にいるかを推定し、適切なカードを選ぶことが必要になります。これは、かなり難解なパズルとなりそうです。

 手札は、まったくのランダムで配られるわけではありません。ラウンドの開始時に、表向き1枚+裏向き1枚の組を複数作って並べて置き、開始プレイヤー(前ラウンドで最後尾の人)から順に選びます。つまり、全カードの半分は公開情報、というわけです。全プレイヤーが6枚の手札を持ったら、ラウンド開始となります。

 6枚の手札を使い切って、1ラウンドが終了。全6ラウンドの間に、誰かの宇宙船がゴール(ワープゾーン)にたどり着けば、その人の勝ち。誰もゴールできなければ、もっともゴールに近い人が勝ちです。


★まとめ:設定と合致したトリッキーな移動が魅力!
 「グラビウェル」の内容を確認しました。魅力と懸念点をまとめます。

◎魅力に感じた点
・設定。「ブラックホール」「第9次元」「重力の井戸」など、SF好きであれば、言葉を聞くだけでワクワクする。装飾を抑えた、ハードな雰囲気の物品も魅力的だ。燃料カードの記載が「元素」であるのも、SFらしくてよい。
・システム。ほかの宇宙船との位置関係で、進む方向が変化する、トリッキーな移動システム。このトリッキーさが、「ブラックホールから脱出する」という、突拍子もない設定と合致している。
・パズル性。カード1枚で、自分の手番と、進む方法、進むマス数がすべて決まる。自分がどの順番になるか推測してカードを選ぶのが楽しそう。うまくいったときの達成感、失敗したときの悔しさがあり、毎手番ドキドキしそうだ。


◎懸念に思う点
・システム。複雑性が高く、かなり長考してしまいそう。反面、読み切るのは実際的に不可能。結果的に「いきあたりばったり」となってしまい、運まかせのゲームになってしまうかもしれない。全員が行ったり来たりして、いっこうに脱出できないのでは? という不安もある。どの程度の成功率なのだろうか?
・見た目。飾り気がなく、硬質な感じ。たぶん、家族には不評だろう。
・入手性。日本語版がない。第2版の英語版が入手しやすいが、特殊カード(個別能力カード?)が追加されており、言語依存がある。


重力の井戸を脱出するという設定と、トリッキーな移動システムがマッチした、SFらしい魅力があるゲームだと感じました。



この記事が役立ちましたら、ランキングクリックをお願いします:
PVアクセスランキング にほんブログ村
技術・工学ランキング
関連記事
↓↓↓子供と学ぶ、プログラミング学習&論理的思考↓↓↓ 20190217_logicalprog.jpg






管理者にだけ表示を許可する

★コメント受付に時間がかかることがあります★






トラックバック
TB*URL





Copyright © 家と子供と、今日のおじさん(仮). all rights reserved.