家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 国内外のボードゲーム・マニアに人気の「プエルトリコ(Puerto Rico)」ですが、我が家では不評です。せっかく買ったのに、どうしてダメだったのか、原因を考察しました。


★ボードゲームの定番「プエルトリコ」を入手!
 「アルマ・マータ」というボードゲームを買ってから、この種のゲーム(ドイツゲーム、ユーロゲームと呼ばれるもの)を物色するようになりました。海外版(英語表記)のボードゲームにも手を出すようになり、海外アマゾンを通じて買ったのが「プエルトリコ(Puerto Rico、プエルト・リコ)」という商品です(詳しい購入の経緯は、→こちらの記事)。2001年の発売ですが、海外ボードゲームサイトBGG(ボードゲームギーク)で、長期にわたり上位を保っている、「定番」といえるゲームです。
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 遊ぶ相手が子供たちなので、英語ではダメです。さらに、文字を習いたての長男7歳がいるため、日本語でもダメです。ですので、自前での「アイコン化」を行いました(詳しい内容は、→こちらの記事)。
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 マニュアルも自前で和訳し、遊ぶ準備は万端です。さあ、遊ぶぞ!

※再整理した日本語マニュアルは、国内ボードゲームサイト「ボドゲーマ」にアップしています。以下から参照可能ですので、日本語版が手に入らなくてお困りの方は、ご活用ください。
https://bodoge.hoobby.net/games/puerto-rico-2014/instructions/27068


★どうして? 再プレイへの意欲が薄い
 そうして、何度かゲームを遊びました。対戦相手は、娘10歳、長男7歳、妻の3名で、メンバーを変えつつ遊びました。合計4~5回ほど遊んでいます。しかし、遊んだ後、「ぜひもう1度やりたい!」とはならないのが、正直な感想です。プレイ時間が2時間ほどかかるボードゲームとしては、ほかに「アルマ・マータ」や「グレート・ウエスタン・トレイル」、「オルレアン」などを経験しており、いずれも、遊ぶたびに「機会があれば、また遊びたい」と思うわけです。しかし、プエルトリコには、それがありません。

 せっかく買ったボードゲームなのに、期待していたのに、残念なことです。今後、新たにボードゲームを買う時に、同じような現象が起きないように、原因を明確にしなければなりません。そこで、我が家でプエルトリコが不人気の理由を、考えてみました。


★1)テーマ:開拓と奴隷は、受け入れがたい
 ゲームの舞台は、16世紀のカリブ海・プエルトリコ島です。ここで、農地を開拓したり工場を作ったりして、島の繁栄を目指すゲームです。まず、この「開拓」というのが、特に子供には分かりにくい概念だと思います。大人の私でも、実際のところ、開拓とはどんなものなのか、イメージが湧きません。いわゆる「ロマン」のようなものは感じないのです。これは、人気ゲーム「カタン」でも感じた印象です。そしてカタンも、我が家ではあまり人気がありません。
 そしてもうひとつ、非常に重要な点。このゲームのワーカー(労働者)は、茶色いディスクです。時代背景、地域の関係もあり、これは「黒人奴隷」を想起させます。ゲーム上の説明では、彼らは「移民」であり、「移民船」に乗ってくるのですが、奴隷船に奴隷、と思わざるを得ません。しかし、このあたりのところを子供に説明するのは難しいです。「奴隷を酷使してお金を稼ぐゲーム」であれば、私も楽しく遊ぶことはできないでしょう。そのため、詳しい世界観はあいまいにして、遊ぶことにします。
 そうして、テーマや世界観があいまいのまま、とりあえず「畑タイルを取ったり、建物タイルを買ったりするゲーム」として遊ぶことになります。ボードゲームの大きな魅力は、テーマ性・世界観であると思いますので、この損失は大きいです。
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★2)使用物品:ペラペラの紙と、無味乾燥なコマ
 このプエルトリコを開封して、コンポーネントを見て、がっかりしました。タイルは、ペラペラの薄い紙質でした。絵柄や色合いも地味で、華やかさがなく、ワクワクする感じがありません。また、ワーカーや資源のコマは木製ですが、小さくて薄く、割れや欠けがあり、安っぽい感じです。コーン・タバコ・コーヒーなどの数種類の資源があるのですが、すべて同じ形の八角柱で色だけ違うコマで、見た目から物品のイメージが湧きません。無味乾燥な感じです。
 特に、子供と遊ぶときには、「見た目」は、かなり重要だと思います。プエルトリコの地味さでは、「ぜひ遊びたい」とは、なりません。2時間弱もかかるゲームですから、気が進まない状態で遊んでも、最後まで楽しめるとは思えません。最初に「アルマ・マータ」で素晴らしいコンポーネントを知ってしまったので、余計にプエルトリコの物品の貧弱さが目立ちます。このような粗末な物品でも、「遊ぶには十分」かもしれませんが、「楽しむには不十分」です。タイルを取って配置するときの達成感や、さまざまな資源を獲得したときの満足感は、コンポーネントのできばえによって、大きく変化すると思うのです。
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★3)ゲーム内容:計画的なプレイができず、達成感がない
 このゲームでは、親が職業カードを選ぶと、全員が同じアクションを行います。これは新鮮で、待ち時間もなく、とても面白いと思いました。全員が同じアクションをするのですが、親だけは少し特典があって、この積み重ねで、だんだん差が開いていくのです。なんとも不思議な遊び心地です。このゲームならではの部分だと思います。
 しかし、これは私の感覚ですが、「達成感」が感じられないのです。例えば建物を建てるときに、誰かが建築士を選ぶと、自分も建てることになる。これは、自発的なアクションでなく、建てさせられている感があります。作戦を立てようにも、行えるアクションが他人次第になる部分が多いので、結果的に「場なり」で過ごしているような気がしてしまうのです。
 例えば、ワーカープレイスメントのゲームであれば、自分でアクションを選べるので、必要なアクションに資源を集中する、ということができます。このゲームでは、それがなかなか難しい。そうではなく、他人によって与えられる機会をいかにうまく活用できるか、逆に、他人にいかに好機を与えないようにするか、という部分が、このゲームでは重要な要素になっているのです。
 私は、「アルマ・マータ」からボードゲームに入ったこともあり、「事前に計画を立てて、それに沿ってうまく実行する」ことで得られる達成感を、ボードゲームの大きな楽しみと思っていました。他プレイヤーの動向をさぐったり、逆に妨害したり、というのは苦手で、また、望んでいません。プエルトリコでは、他者の行動が自分に与える影響が大きすぎて、落ち着いて自分の計画を立てられないのです。これが、私が遊びにくさを感じる原因だと思います。もう少し、「ソロプレイ」に近い遊び心地が、我が家には合っているのでしょう。
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★まとめ:家族ボードゲームは、テーマと見た目で選べ!
 我が家でプエルトリコが不人気な理由を考察しました。以下が原因と結論します。
1)テーマが合わない。我が家は、奴隷制に反対します。
2)物品が貧弱。ボードゲームの楽しみを減らしている。
3)他プレイヤーの行動の影響が大きい。「場なり」プレイになってしまう。

 3)は、おそらく好みの問題です。しかし、1)2)は、このゲームに限らず、ボードゲーム選定のときには、気を付けなければならない点です。特に、子供と遊ぶときには、「初見で引き付けられるか否か」が、きわめて重要だと思います。「テーマ」と「見た目」は重要です。少しでもひっかかる場所があったら、よくよく検討しなければなりません。(プエルトリコでは、「奴隷」が気になったものの、ゲームとして面白ければ、と考えて、目をつぶってしまった。しかし結局、どうしても容認できず、受け入れられず、楽しめない結果になった。)

 「プエルトリコの失敗を繰り返すな」を合言葉に、今後のボードゲーム選びの精度を、高めていきたいと考えています。




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