家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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幼稚園~小学生の子供と遊ぶボードゲームを物色しています。今回は、「ワーカープレイスメント」と呼ばれるシステムを採用した商品について、比較検討します。

<検討対象>
・ザ・リバー
・モンタナ
・リトルタウン・ビルダーズ
・アグリコラ・ファミリーバージョン


★子供も一緒に! ワカプレ・ボドゲーで遊ぼう
 私がボードゲームに熱中するきっかけになったのは、「アルマ・マータ(Alma Mater;我らが母校)」という商品でした。この商品は、いわゆる「ドイツゲーム(ユーロゲーム)」と呼ばれるものです。ドイツゲームには、さまざまな遊び方のゲームがあるのですが、アルマ・マータは、「ワーカー・プレイスメント(Worker Placement;ワーカー・プレースメント、ワカプレ)」と呼ばれる方式を採用したものでした。(アルママータの購入経緯とレビューは、→こちらの記事。
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 ワーカープレイスメント方式とは、自分のコマ(ワーカー、労働者)をボード上のマスに配置(プレイス)することで、そのマスに対応したアクションを実行することができる、というシステムです。各マスは基本的に早いもの勝ちで、かつ、自分のコマ数は限られているため、どのような手順でアクションを行うかが重要です。先を見越して計画したり、対戦相手の状況を観察したり、考えることが多いゲームですが、自分の作戦が思い通りにいったときには、高い満足感を得られます。
 ただ反面、ワーカープレイスメントの難点は、「長考が生じやすい」点にあると思います。じっくり作戦を練ったつもりでも、先手番の人が自分の置きたいマスにワーカーを置いてしまうと、作戦の建て直しになります。すなわち、もう一度考慮時間が必要になる、ということが生じます。複雑なゲームになるほど、この発生頻度は増します。上述のアルマ・マータでは、公称プレイ時間は90~150分、我が家での実プレイ時間は3~4時間です。どんなに面白くても、さすがにこれだけ時間がかかると、遊ぶ機会は、そう多くとれません。

 せっかく面白いワーカープレイスメントなのだから、もっと短時間で(1時間程度で)、気軽に何度も楽しみたいものです。そこで今回、公称プレイ時間が1時間以下の、ワーカー・プレイスメント・ボードゲームを、比較検討しました。


★60分以内で遊べるワカプレをセレクト!
 今回、以下のボードゲームを比較検討します。
1)ザ・リバー
2)モンタナ
3)リトルタウン・ビルダーズ
4)アグリコラ・ファミリーバージョン



★1)ザ・リバー(The River)
 川沿いの土地を開拓し、土地や町を広げていくゲーム。ワーカーを配置して、資源の獲得、建物の建設、能力の強化(獲得資源量の増加など)などのアクションを行います。ゲームの進行に伴って、自分のボードがにぎやかになっていくのが楽しそうです。2~4人用、8歳以上、30~45分。

[1]Days of Wonder: The River
https://www.daysofwonder.com/the-river/en/

<良さそうなところ>
・シンプルで分かりやすいルール。文字が読めなくても問題なく、小さい子供(長男7歳、次男5歳)も楽しめそうだ。
・公称プレイ時間が30~45分と、かなり短い。遊ぶ機会を増やせそう。
・見た目が楽し気な物品。明るい色使いの絵柄。木、石、レンガなど、それぞれの資源の形をしたコマ。
・ゲームが進むごとに、個人ボードがにぎやかになり、達成感がありそう。

<いまひとつのところ>
・テーマ。「土地を開拓する」というのが、子供たちにはピンとこないのでは。
・日本国内での入手性が悪い。国内アマゾンでは扱いなし。


★2)モンタナ(Montana)
 こちらも土地の開拓ゲーム。ワーカーの色によって職業が異なり、配置できるマスが決まっているのが特徴です。ワーカーのアクションは資源の獲得のみです。ワーカーを使わないアクションとして、ワーカーの獲得、土地タイルの配置、があります。土地タイルは共通ボードに、五目並べのように配置します。2~4人用、10歳以上、45分。

[2]White Goblin Games: Montana
https://whitegoblingames.com/en/game/montana/

<良さそうなところ>
・シンプルで分かりやすいルール。文字が読めなくても問題なく、小さい子供(長男7歳、次男5歳)も楽しめそうだ。
・公称プレイ時間が45分で、ほどほどに短め。遊ぶ機会を増やせそう。
・ルーレットによるワーカーの獲得。計画通りにワーカーを得られないため、毎回違った展開になりそう。
・使用物品。穀物、かぼちゃ、石、銅、牛など、それぞれの形をかたどっている。集めるだけでも満足感を得られそう。
・リバーと同じ「土地の開拓」テーマだが、共通ボードに土地タイルを配置するというシステムのため、自分の領地を広げていく感じをつかみやすいのでは。

<いまひとつのところ>
・土地タイルを所定数だけ早く置いた人が勝つルール。自分の結果が点数で表されないので、上達を感じにくそう。
・日本国内での入手性が悪い。国内アマゾンで扱いがあるものの、かなり割高。


★3)リトルタウン・ビルダーズ(Little Town)
 殺風景な土地を開発して、にぎやかな町をつくっていくゲーム。ワーカーをマスに置くと、その周囲8マスから効果を得られるようになっています。ゲームが進むごとに、たくさんのアクションができるようになります。アクションには、資源の獲得、交換など、さまざまなものがあります。2~4人用、8歳以上、30分。(動画は海外版で、絵柄やコマの形が、日本語版とかなり異なります。)

[3]アークライト:リトルタウンビルダーズ
https://arclightgames.jp/product/%e3%83%aa%e3%83%88%e3%83%ab%e3%82%bf%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%ba/

<良さそうなところ>
・シンプルで分かりやすいルール。小さい子供(長男7歳、次男5歳)も楽しめそうだ。(一部、文字記載があるが、一度確認すれば大丈夫そうな程度。)
・テーマ。みんなで町をにぎやかにしていく、というのは分かりやすい。(やっていることは、「開拓」と同じであるとしても。)
・公称プレイ時間が30分と、かなり短い。遊ぶ機会・回数を増やせそうだ。
・使用物品。明るい絵柄。ワーカーはネコ、資源は物品をかたどった石・木・魚・麦。見た目が楽しく、なごやかに遊べそう。
・ゲームが進むごとににぎやかになっていくボード。ほかの人の建物も使える、という仕組みがユニーク。
・建物は40種類から所定数だけを選んで使用する。毎回内容が変わるので、ちがった展開を楽しめそう。
・日本語版が、入手しやすい価格帯(約3000円強)で販売されている。

<いまひとつのところ>
・遊ぶ支障になりそうな点は、特に見当たらない。


★4)アグリコラ・ファミリーバージョン(Agricola Family Edition)
 農場を作るゲーム。ワーカープレイスメントとして定番とされる「アグリコラ」というゲームの、要素を簡略化したものです。ワーカー配置によって行えるアクションは多彩で、資源の獲得、農地や家の拡張、動物の獲得、農作物の栽培などがあります。ゲームが進むごとに、ワーカーを置けるマスが増えて、アクションの種類が増えます。1~4人用、8歳以上、45分。

[4]Lookout Games: Agricola Family Edition
https://lookout-spiele.de/en/games/agricolafamily.html

<良さそうなところ>
・文字記載がないので、文字が読めない子供でも大丈夫。
・日本語版の入手が容易。それなりに入手しやすい価格(約4000円)。

<いまひとつのところ>
・テーマ。畑仕事や家畜集めなど、あまりピンとこない。
・セットアップ。いろいろなタイルがあり、準備・片づけに手間と時間がかかりそう。
・要素の多さ。覚えることも多く、小さい子供と同じ土俵で遊ぶのは難しいかもしれない。
・プレイ時間。公称45分とあるが、アクションの選択肢が多い。長考族の多い我が家では、実際にはもっと時間がかかりそう。おそらく1時間では終わらないだろう。そうすると、気軽には遊べない。


★まとめ:リトルタウン・ビルダーズが一歩リード!
 60分以内で遊べるワーカープレイスメントとして、以下のボードゲームを比較検討しました。
1)ザ・リバー
2)モンタナ
3)リトルタウン・ビルダーズ
4)アグリコラ・ファミリーバージョン



 どれも魅力のあるゲームですが、テーマとプレイ時間、入手性を考慮して、「リトルタウン・ビルダーズ」が、一歩リードです。 みんなで競いつつ、ひとつのボードをにぎやかにしていく、というのがボードゲームらしく、コミュニケーションを楽しみつつ遊べそうに感じました。



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