家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。

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娘10歳の誕生日プレゼントに、大学と本がテーマのボードゲーム「アルマ・マータ~我らが母校」を買いました。
 明るくてかわいらしい雰囲気ですが、中身は論理的・戦略的な思考が求められ、プレイ時間は3~4時間にも及ぶ、本格的で重量級の内容です。



★★★★詳しい遊び方は、以下参照ください。★★★★★
※ボードゲームファンのサイト「ボドゲーマ」内の、当方投稿記事です。

◎ざっくりルール解説:ゲーム内容を知りたい方向け
https://bodoge.hoobby.net/games/alma-mater/instructions/24540

◎レビュー:おすすめポイントと気になる点
https://bodoge.hoobby.net/games/alma-mater/reviews/24558


★娘10歳・誕生日には本格ボードゲーム!
 娘は、10歳の誕生日に「ボードゲーム」を所望しました。「アルマ・マータ(Alma Mater;アルママータ、アルマメータ)」というゲームです。アルママータとは、ラテン語で「母校」のことだそうです。ルネサンス期の大学を舞台に、カラフルな「本」を活用して教授や学生を集め、立派な大学をつくっていく、という内容です。他のゲームとも比較検討した結果、このゲームを超える魅力のあるものはない、という結論に至りました(詳しい顛末は、→こちらの記事)。

 そして迎えた誕生日。「アルマ・マータ~我らが母校~」現品の登場です! 2020年に欧州・Eggertspieleブランド(エッゲルトシュピーレ;Plan B Games社)で発売されたもので、2021年1月に「完全日本語版」が発売されたばかりです(ArclightGamesより)[1]。
[1]アークライト:Products - アルマ・マータ~我らが母校~完全日本語版
https://arclightgames.jp/product/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E6%88%91%E3%82%89%E3%81%8C%E6%AF%8D%E6%A0%A1/
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 大きく重たい箱を手にとり、さっそく開封です! 今まで遊んだのはカタン、スコットランドヤード程度で、これだけ本格的なボードゲームは初めての私たち。ぎっしりと詰まった物品(専門用語でコンポーネントと言うそうな)に、興奮が高まります。
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★カラフルなアイテムで「自分の大学」を成長させる!
 コマやタイルなど、構成部品は明るい色使いで、とてもかわいらしいです。特にプラスチック製の「本」はカラフルで、カッチリとした作りです。この「本」の存在が、娘がアルマ・マータに魅力を感じた、大きなポイントだと思っています。
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 ゲームボードは四つ折りになっていて、広げると60センチ角になります。明るくて楽しげな色使いです。この周囲に各プレイヤーのボードやカードを並べると、さらに華やかな雰囲気になります。
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 各プレイヤーは、「大学ボード」を持ちます。自分の領地を管理している、という気持ちにしてくれます。ゲームが進んでいくと、このボードや周囲に置かれる学生や教授などのアイテムが充実してきて、大学が成長していく様子を実感できます。
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 箱には仕切りがあり、物品一式を収納できます。ただし本当にキチキチなので、しっかり並べないとフタが閉まらなくなります。
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 マニュアル(ルールブック)は、完全日本語版です。英語版と比較しましたが、省略なく忠実に訳されていると感じました。私と娘は先に英語マニュアルの翻訳版(自前で翻訳)を熟読していたので、マニュアルを読むことなくスタートできました。妻には、これも手製の「簡単マニュアル」を用意してあり、遊ぶ準備は万端です!
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★遊んでみよう! はじめての「重量級ボードゲーム」
 「アルマ・マータ」のカタログ上のプレイ所要時間は、90~150分です。ボードゲーム専門サイトなどの情報によると、所要時間は「重さ」と表現され、90分超は「重量級」と表現されるようです。私たちにとって、これほど長い所要時間のゲームは初めてです。カタログ時間60分の「カタン」でも2時間くらいかかる私たちですから、おそらく3時間はかかりそうです。
 そうした予想があったので、誕生日は丸1日「アルマ・マータ」で遊ぶ、と決めていました。午前中にボードのセットアップをして、昼食後にスタート。途中、誕生日ケーキを挟んで、続きを遊ぶ、という計画です。

 今回の参加者は、娘10歳、私、妻、の3名です。小さい子供(長男6歳、次男4歳)は、今回は観戦としました。

 準備として、ボード上の定められたエリアに、定められたカード群を置いていきます。種類や場所にはランダム要素があるので、毎回少しずつ違った配置になり、何度遊んでも飽きないようになっています。
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 セットアップカードというものを引いて、スタート時の持ち物(本やお金)を決めます。また、ここで「学長」すなわち自分のキャラクターも決まります。キャラクターによって能力(必殺技のようなもの)が違っていて、これを踏まえて戦略を決めることが重要です。このセットアップの後は、完全に運の要素はなく、すべての情報が公開された、論理的思考のみで進めるゲームになります。
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 ゲームは、1人ずつ順番に、1手ずつ行動ができる、という形式です。マスター(ワーカー、修士コマ)というコマを使い、ボード上のスペースに置くと、そのスペースに応じたアクションが行える、という仕組みです。このような仕組み(メカニクス)を、専門用語で「ワーカープレイスメント(worker placement)」と言うそうです。
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 購入の決め手となった、カラフルでかわいらしい「本」は、ゲーム中で大活躍します。教授や学生を取るときは、決められた色と数の本が必要です。また、自分の色の本は安価で作ることができて、他のプレイヤーに高値で売ることができます。これが重要な収入源になります。自分の本の価値を高める(教授や学生を取るときに必要な本を自分の色にする)方法があって、その方法を活用することで、ゲームを有利に進められます。逆に、自分の本の人気が低いままだと、資金繰りが厳しくなっていきます。
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 ゲームが進んでいくと、自分の教授や学生が増えてきます。教授や学生は特殊効果を持っているので、収入が増え、支出が減り、さらに大学を成長させやすくなります。ボードゲームの専門用語では、継続的な収入の仕組みを作ることを「エンジンビルド」、その仕組みを利用してさらに高い成長を進めることを「拡大再生産」と言うそうです。たくさんの教授や学生がいると、大学ボードがにぎやかになるので、まさに「大学が成長した」という実感を得られて、とても達成感があります。
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★3時間の熱戦! 時間を忘れて遊びました
 そうして、大学間の競争は佳境を迎えます。対象年齢12歳以上ですが、事前にルールを熟読していたこともあって、娘10歳は大人と互角に戦っていました。このゲームでは、多数の学長・教授・学生が登場し、多彩なボーナスもあるために、全体像を把握していないと、将来の計画が立てにくいです。今回、内容を初見だった妻は、だいぶ苦戦していたようです。
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 最終ラウンドを終えて、得点計算に入ります。集めた教授や学生の数、「研究トラック」の成果状況などの数字を、足したりかけあわせたりして、総合的に得点(名誉点、名声ポイント)を計算します。得点がいちばん高い人が勝ちです。
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 はじめてのゲーム(3人プレイ)では、以下の結果でした。
・私   :72点★…アルベルティ学長(教授を無料で使える)
・娘10歳:67点 …エラスムス学長(教会でマスター1人追加とみなす)
・妻   :50点 …グラレアヌス学長(セットアップカード1枚追加)
・プレイ時間=約3時間

 予想通り、3時間の長丁場でした。しかし、相手の番であっても、自分の次の手番について考えることが多くて、待っている時間が長いと感じることは、まったくありませんでした。「カタン」などでは待ち時間が長くてイライラする私ですが、このゲームは大丈夫です。
 ただ、プレイ中は時間が短く感じますが、やはり結果的には3時間を要するので、遊べる機会は限られてしまいます。しかし、それでも、なんとか時間をとって遊びたくなるゲームです。あまりゲームに前向きでない妻も今回は乗り気で、積極的に時間を苦心しています。(結局、購入して4日間のうちに、妻は2回、私と娘は3回も遊びました。)
 ボードゲーム専門サイトの情報によると、慣れてくると100点以上をコンスタントにとれるようになるそうです。ぜひもう一度遊んで、高得点を取りたいと思います。


★まとめ:じっくり遊べる! 「学びの場」ボードゲーム
 「アルマ・マータ(完全日本語版)」を実際に遊んでみて、良い点・悪い点を書きます。

◎メリット
  • 本や学校(学びの場)というテーマや、明るい雰囲気のコンポーネントが魅力的(娘にクリーンヒット)。
  • 自分の「大学ボード」が成長していくのを目で確認できるので、達成感を得られる。
  • 論理的な思考を追求できる。遊んだ後の脳の疲労感がほどよく、満足感が高い。

◎デメリット
  • 2~4人のメンバーを、まとまった時間(目安:1時間×人数)拘束する必要がある。
  • 多様な教授・学生の能力やボーナスなどの全体の理解を要し、初心者と経験者の差が出やすい。
  • 運の要素や、一発逆転の要素がなく、アッと驚く展開にはなりにくい。
 
 大学ボードの成長が分かりやすいので達成感があり、プレイ後の脳の疲労感もほどよく、高い満足感を得られます。家族でじっくり、濃密な時間を過ごしたい方に、オススメしたいゲームです。
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★★★★詳しい遊び方は、以下参照ください。★★★★★
※ボードゲームファンのサイト「ボドゲーマ」内の、当方投稿記事です。

◎ざっくりルール解説:ゲーム内容を知りたい方向け
https://bodoge.hoobby.net/games/alma-mater/instructions/24540

◎レビュー:おすすめポイントと気になる点
https://bodoge.hoobby.net/games/alma-mater/reviews/24558


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