家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。



統合版マインクラフト(Bedrock Edition,BE版)のアップデート1.16に対応した、宝も釣れる自動釣り装置を試しました。ニンテンドー・スイッチで、問題なく動作しました。


★ショック!自動釣り機で宝が釣れなくなるなんて!!
 2020/6/23付で、マインクラフトがアップデートしました。今回のアップデート・バージョンは「1.16.0」です。主要なアップデート内容としては、ネザーでのさまざまな新規要素があります。その裏で、細かなさまざまな仕様変更があります。そのひとつが、「釣り」での、お宝アイテム(エンチャント本、エンチャント弓など)が釣れる条件の変更があります[1]。

 具体的には、「open water(オープンウォーター)」と定義される条件を満たさないと、宝が釣れません(魚やゴミは釣れる)。これは、横方向に5×5、水面から上に3マス・下に1マスの領域に、水と空気以外があってはならない、というものです。(厳密には、ハスなどいくつかのブロックはあってもよい。)
[1]Gamepedia: Official Minecraft Wiki - Fishing
https://minecraft.gamepedia.com/Fishing

 この「open water」の制約が追加されたため、バージョン1.16では、従来型の「自動釣り装置」を使っても、宝は釣れなくなりました。この装置(下図)では、水は1ブロックだけ、かつ、上面には重量感圧板があるので、open waterの制約を満たしません。私は、先日自動釣り装置を作ったばかりで、この週末にも稼働させて宝を集めよう、と考えていたところでした。たいへんなショックです。
20200628zf592.jpg

 しかし、マイクラは、ユーザ層の厚いゲームです。調べてみると、最新バージョンの「1.16」にも対応した、宝釣りができる自動釣り装置が、Youtubeで紹介されていました[2][3]。
[2]bilumer: Working 1.16 AFK Fish Farm For Treasure - FAST Tutorial V2
https://youtu.be/Bjcv1KWCL2I
[3]A Civilian: New AFK FISH & TREASURE FARM for Minecraft 1.16! [Tutorial]
https://youtu.be/sMDtC-vYfi8

 ただ、現時点(2020年6月)では、日本語で、これら装置の詳細な説明が書かれたサイトは、見つかりませんでした。そこで今回、マイクラ最新バージョン1.16に対応した、宝釣りのできる自動釣り装置を紹介します。
 ※ニンテンドースイッチで検証済み。完全自動化には、ホリパッドなどの「連射ホールド」機能つきジョイパッドが必要です。



★これが新型の釣り装置だッ!!
 まずは装置の全体像です。下図の丸印のところに立って、矢印の先のトラップドアを目がけて竿を振ります。装置は「open water」の条件を満たす、7x7の水面上空に作られています。
20200628zf601a.jpg

 釣りで狙いをつける目標であるトラップドアは、レッドストーンのクロック回路(ピストン・ホッパーを使用)を用いて、周期的に開閉するようになっています。この開閉によって、ボタンを連打しているだけで、投げと巻き上げを、自動的に繰り返すことができます。連射ロック機能付きのジョイパッド(ホリパッドなど)があれば、完全に放置した状態で、自動で釣りを続けることができます。
20200628zf603.jpg

 スイッチ版のマインクラフト、ver.1.16.0で、テストをした結果です。しっかりと、宝物(名札、鞍(サドル)、エンチャント本、エンチャント弓、エンチャント釣竿、オウムガイの殻)を、釣り上げることができました!
20200628zf605.jpg

 この釣り装置では、トラップドアの開閉のタイミングで、自動的に糸の巻き上げがされるのですが、このときに獲物がかかっている場合のみ、アイテムが得られます。開閉周期が不適切(早すぎる、遅すぎる)だと、なかなか獲物がひっかかりません。そこで、クロック回路の信号の周期を調整する必要があります。
 クロック回路は、ホッパー内のアイテムの数量に応じた時間間隔で、周期的にレッドストーン信号を発生する装置です。入れるアイテムが多いほど、周期を長くできます。釣り竿に「入れ食い」エンチャントがある場合は、早く釣れるので、アイテム数を減らして、釣りを実行する周期を短く設定するのがよいです。
20200628zf621.jpg

 私の場合、「入れ食いⅢ」のエンチャントの釣り竿を使い、ホッパーのアイテム数を5個にすることで、5~6回に1回程度は釣れるように調整ができました。従来の自動釣り機と比べると、かなり効率は悪いのですが、それでも放置していて宝アイテムが釣れるのは、とても魅力的です。

 この「自動釣り装置」の詳しい使い方を、以下動画にまとめました。



★図面にしたがって、釣り装置を作ろう!
 さて、装置のつくり方ですが、上述の動画[2][3]に、詳しいチュートリアルがあります。ただ、動画ですと、どうしても全体像が分からなくなりがちです。そこで、今回私が試した装置について、設計図を下に示しました。この設計図は、bilumer氏の動画[2]に沿って、作成しています。有益な情報に、感謝です。
 上面図にある1、2の赤線のところの断面をとったのが、「1-1側面図」「2-2側面図」です。さらに、2-2側面図の赤線3で断面をとり、右から見たのが「3-3正面図」です。
<画像はクリックで拡大します>
20200628zf801a.jpg

 使用するブロックは、下表の通りです。ここで、ホッパーの数量は、配置の工夫によって減らせる可能性がありますが、私は12個を使いました。
No.ブロック数量
1適宜
2任意の固体ブロック適宜
3ホッパー 12
4鉄のトラップドア1
5音ブロック1
6粘着ピストン2
7チェスト1~2
8レッドストーンブロック1
9レッドストーントーチ2
10レッドストーンダスト2
11レッドストーンリピーター(反復装置)1
12レッドストーンコンパレーター(比較装置)2
13ホッパークロック用アイテム(任意アイテムで可)5~20

 以下、作り方のポイントです。
20200628zf601.jpg 装置の中心になるのは、7×7の釣り堀です。深さ4ブロックで空間を作って、すべて水で満たします。流れがないように、水流の部分が残っていたら水を注ぎ、すべて「水源」にします。
 水面は、周囲の地面と段差がないようにしておきます。
20200628zf621.jpg 次に、粘着ピストンとホッパー、コンパレーターを使った「エトニア・ホッパー・クロック回路(Ethonian Hopper Clock Circuit)」にとりかかります。作成上の注意点は、
・2つのホッパーの搬出口が、互いに対向していること(スニークしてホッパーの側面に設置)。
・コンパレーターは、ホッパーから外のブロックに向けて置くこと。
・左右の端のブロックの上には、レッドストーンダストを置くこと。
 作成後、ホッパーに、任意の数のアイテムを入れます。粘着ピストンが左右に、周期的に動けば正常です。
20200628zf641.jpg このクロック回路ですが、設置位置が、やや分かりにくいです。7×7の水面の左下隅に対して、左外側に1個、手前外側に2個はずれた位置の直上に、粘着ピストンが来るように作ります。粘着ピストンの高さは、水面から6ブロック目になります。
 図面と、左の画像を参考にしてください。
20200628zf633.jpg クロック回路から鉄トラップドアまで、レッドストーン信号を伝達する部分です。ピストンの斜め下、レッドストーンダストを設置したブロックから、方向を変えて(下図の右に向けて)、レッドストーントーチを設置します。ここから、リピーター(右向き、遅延3に設定)、ブロック、レッドストーントーチ、と設置します。
 トラップドアの置き場は、まず目印の音ブロックを置き、その上に固体ブロックを置きます。この固体ブロックの下半分を狙って、トラップドアを設置します。ここで、トラップドアは、必ず鉄を使ってください(手動で開閉しないようにするため)。
 トラップドアの高さが、レッドストーントーチと同じなら正解。クロック回路の信号を受けて、開閉するようになるはずです。
20200628zf632.jpg トラップドアに向けて、釣りをする足場を作ります。足場は、7x7の水面の中央の直上、トラップドアと同じ高さです。
 水面の上3ブロック以内に固体ブロックを置くと、「open water」が崩れて宝が釣れなくなるので、注意してください。
 ここまでできたら、釣り場に登ってみて、釣りをして、宝が釣れることを確認しておきます。釣れない場合、水面の上に不要物がないか、確認して取り払いましょう。
20200628zf690.jpg 水面に入り、ホッパーを設置します。元動画[1][2]では、湖底に直線状にホッパーを置いていますが、スイッチ版(統合版)では、うまくいきませんでした。
 上方や側面もカバーするように、ホッパーの数を増やしたところ、アイテムをおおむね回収できるようになりました。各ホッパーは、搬出口をつないで、すべて先端の(チェストにつながる)ホッパーに集約するようにします。
 ただ、この配置だと、ホッパーが10個も必要です。もっと効率的な配置がありそうなので、適宜試行錯誤してみて下さい。
20200628zf691.jpg 外からアクセスできるように、ホッパーの先にチェストを設置すれば、完成です。
20200628zf605.jpg 使用する釣り竿は、できれば「入れ食い」のエンチャントがあるのがよいです。食い付きまでの時間を短縮し、トラップドアの開閉周期を短くできるからです。
 また、獲物がカラでの釣り上げが多くなるので、「修繕」や「耐久力」が付いていると、長時間の放置でも安心です。


★まとめ:新バージョンでも「宝釣り」ができる!
 マイクラ統合版(BE版)、バージョン1.16.0のアップデート(2020/6/23)で、従来の自動釣り装置では、宝が釣れなくなってしまいました。しかし、今回紹介した新しい釣り装置であれば、継続して宝釣りが可能なことを、ニンテンドースイッチで検証できました。

 本装置のメリット、デメリットを、以下にまとめます。

<メリット>
・連射パッドがあれば、完全放置で釣りができる。
・「宝」カテゴリの釣果も入手できる。(エンチャント本・弓・釣竿、オウムガイの殻、鞍、名札)

<デメリット>
・従来型と比べて、構造が複雑で、作るのがたいへん。
・粘着ピストン(スライムボール要)、コンパレーター(ネザークォーツ要)などの材料が必要で、ゲーム開始すぐには作りにくい。
・従来型と比べて、効率が悪い。5~6回の糸巻き上げで、1回釣れる程度。入手アイテムは、30分で30~40個だった。
・スイッチ版(BE版)では、ホッパー配置に課題がある。アイテムの一部は回収できず、プレーヤーの手元に入ってしまうことがある。


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(補足)
 この装置のトラップドアの下には、音ブロックが置いてあります。しかし、なぜ音ブロックを使うのか、理由は不明です。ほかの固体ブロック(土ブロックなど)を使っても、正常に動作するように見えます。もしかすると、Java版の場合のみ、音ブロックが必要なのかもしれません。
 理由は分からないのですが、今回は元デザインにしたがい、音ブロックを使いました。


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Java版
Java版では、通常ブロックに右クリックを押しっぱなしにしても最初の1回しか動かず沈黙します。
そのため、右クリックでアクションするフェンスゲートか音符ブロックを置いて連打できるようにします。
フェンスゲートはガチャガチャ音がうるさいですが、音符ブロックは上にブロックがあると音が鳴らない性質があるので、静かな釣り機が作れます。
ただ、無音でプレイしている人には関係ないので、作りやすいフェンスゲートもよく使われます。
ちなみに、足元をホッパーにして、手持ちからあふれたアイテムを回収できるようにしたところ、水面から高さ3ブロック上では巻き上げが間に合わないことが多くて釣りが中断し、竿が壊れる事故が発生しました。
Java版 | URL | 2020/07/14/Tue 14:47 [編集]
 情報ありがとうございます。ネット上には、フェンスゲートを使ったものもあり、不思議に思っていました。Java版では必要になるのですね。
 ホッパー配置は、よく分からず、投げるポイントによっては回収しにくいようです。もう一息、改良が必要と思っています。
 コメントありがとうございました。
マツジョン | URL | 2020/07/18/Sat 05:25 [編集]



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