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家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。



災害時や屋外イベントで活躍する「ポータブル電源」に注目しています。今回の記事では、以下の商品を比較検討します。
・Jackery/JVCケンウッド:Portable Power Station(パワーステーション)
・SmartTap(加島商事):PowerArQ(パワーアーク)
・Lacita:ENERBOX(エナーボックス)
・Doors international:Portec(ポルテック)


★災害の備えに、ポータブル電源を検討中!
 昨年(2019年)の秋には、台風の影響で、はじめての「緊急避難」を経験しました。家の前のマンホールが逆流し、危険を感じたからです。避難場所は、近隣の小学校の体育館でした。
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 しかし、長時間を何もない場所で過ごすのは、なかなかたいへんです。特に子供たちが退屈して、機嫌が悪くなってきます。情報収集や時間つぶしのために、スマーホ等の電気機器が使えると、とても有用です。この日の避難人数は少なく、電源コンセントが空いていましたが、数が多いとはいえません。場合によっては、充電できず、電気機器が使えなくなることもありそうです。

 そんな台風避難の経験を持ちながら、ネットを見ていると、興味深いアイテムが見つかりました。「ポータブル電源」というものです。大型の充電池で、普通の電気機器のコンセントが使えるようになっています。
20200201zp01.jpg

 非常用電源というと、発電機のような、大型で騒音があり、手入れも大変そうなイメージがありました。しかし、このポータブル電源は、充電池(リチウム系バッテリー)を使っており、静音かつ周囲を汚染しません。サイズも、ラジカセ(死語?)程度で、重さも5kg前後と軽い。さらに価格も、5万円前後が中心で、万が一の災害への備えとしては、妥当と思えます。


★品揃えが豊富すぎる!どう選ぶか?
 さらに調べてみると、この「ポータブル電源」は、今まさに市場が拡大しているようで、さまざまなメーカーから、さまざまなタイプの商品がラインナップされていることが分かりました。少し調べるだけで、以下のような製品が見つかりました。
・Jackery/JVCケンウッド:Portable Power Station
・SmartTap(加島商事):PowerArQ(パワーアーク)
・Lacita:ENERBOX(エナーボックス)
・Suaoki:Power Station
・iForway/ポタデン
・新東京物産:Taskarl
・iMuto
・システムトークス:スゴイバッテリー
・Anker:PowerHouse
・クマザキエイム:ENEPORTA
・Enkeeo
・Floureon
・Beaudens:電池革命

 まだまだたくさんあって、とても列挙しきれません。比較も大変です。そこで今回、数ある製品の中から、最適な一品を選ぶために、各社ポータブル電源の商品リストを作ることにしました。例によって、通販商品リンク(アマゾン)を付与して、価格比較、実際のクチコミレビューの参照を、容易にしています。さらに、末尾にはスペック表を作成しましたので、マニアックな比較検討にピッタリですよ!!


★ポータブル電源・商品比較リスト
 製品種類が多いので、少しずつまとめることにしました。今回は、以下商品を紹介・比較します。
・Jackery/JVCケンウッド:Portable Power Station(パワーステーション)
・SmartTap:PowerArQ(パワーアーク)
・Lacita:ENERBOX(エナーボックス)
・Doors international:Portec(ポルテック)

◎Jackery/JVCケンウッド
 Jackery(ジャッカリー、ジャックリー、ジャッケリー)は、アメリカ・シリコンバレーの企業で、アップル社のバッテリー開発者が設立したそうです[1]。2015年に、業界初のポータブル電源(Portable Power Station)を開発し、業界リーダーを自称しています。今回調べた販売元・メーカーの中では、もっとも素性がはっきりした企業で、信頼ができると思います。
 Jackeryは、電源容量が違う3商品をラインナップ。コンパクトな240Wh・400WhはAC100V(60Hz)コンセント1口とUSBが2口、12Vシガーソケットを装備。700Whは大型サイズで、100Vコンセント2口とUSB3口、12Vシガーソケットと6.5mmピンジャックを備えます。
・240Wh
・400Wh
・700Wh
[1]Jackery:https://www.jackery.com/



 日本では、これも有名なJVCケンウッド社が、提携商品を販売しています[2]。電源容量が異なり、日本仕様となっているようです。RB3がコンパクトサイズ、RB5・RB6が大型サイズです。カラーリングが異なりますが、外観形状やコンセント配置などは、Jackeryオリジナルと同様のようです。信頼できそうなJackery社の製品を、国内企業がサポートしているとなると、たいへん安心できる商品だと思います。
・BN-RB3-C:311Wh
・BN-RB5-C:518Wh
・BN-RB6-C:626Wh
[2]JVCケンウッド-ポータブル電源
https://www3.jvckenwood.com/accessory/bn-rb_series/




◎SmartTap(加島商事)
 「SmartTap」は、加島商事が扱うブランドです。3種類のラインナップがあります。同ブランドの海外サイトが見つからないことと、Jackery社などの製品と外観が酷似した製品が存在することから、海外製品の独自ブランド商品、ということかもしれません。
・PowerArQ mini:311Wh
・PowerArQ:626Wh
・PowerArQ2:500Wh
[3]加島商事:SmartTap
https://sm-tap.com/

 いずれの商品とも、豊富なカラーリングが特長です。PowerArQ miniは、タン、レッド、オリーブドラブの3色展開。外観は、前述のJackeryの海外仕様「Explorer 240」に酷似しており、同社製品の可能性があります。国内仕様のAC100V×1口、USB2口、12Vシガーソケットを持ちます。もしJackery社の製品であれば、信頼できそうです。


 中心製品と思われるPowerArQは、なんと6色展開!レッド、ジェットブラック、タン、チャコール、オリーブドラブ、スノーホワイト、から選べます。こちらの形状はJackery社の海外仕様「Explorer 500」に似ています。ただし、やはりAC100Vの国内仕様となっています。AC1口、USB3口、12Vジャック&シガーソケットを装備。



 新製品とされるPowerArQ2も、6色展開(オリーブドラブ、ジェットブラック、スノーホワイト、タン、チャコール、レッド)です。PowerArQに比べ、容量は500Whと劣りますが、ACコンセント(100V、50/60Hz切替可)を2口備えています。USBも4口に加え、PD45W(USB-C)を備えます。なお、他商品が電池電圧3.6Vに対し、本商品は11.1Vとなっています。この製品と外観が酷似した製品として、Lufcat社(中国・深セン;Shenzhen)のLuki500という製品[7]があります。PowerArQ2は、この国内仕様かもしれません。Lufcat社の素性が今一つはっきりしないのが、難点といえば難点でしょうか。
[7]Lufcat Technology- Portable Solar Generator- Luki 500
http://www.lufcat.com/productinfo/405516.html




◎Lacita(ポスタリテイト)
 「Lacita(ラチタ)」は、ポスタリテイト社のブランドです[4]。2015年に設立された会社で、ポータブル電源としては2018年よりENERBOX(エナーボックス)シリーズを展開します。一般的なリチウムイオン電池とは異なる、三元系の「リチウムポリマー電池」を使っているのが特徴で、充電効率や耐久性の面で優れているとのこと。AC100V(60Hz)を3口、USBを3口、12Vシガーソケットを備え、使い勝手がよさそうです。「Rocksolar」社(中国、アメリカ)にPortable Power Station RS650という製品があり[5]、これが元になっていると推定されます。なお、現行型式のCITAEB450は、旧型式(CITAEB-01)に対して、車のシガーソケットから充電できるケーブルが付属している点が異なるようです。
・ENERBOX01 CITAEB450:444Wh
[4]ポスタリテイト:Lacita
https://citaxford.jp/lacita/cita-ups01/
[5]Rocksolar:Portable Power Supply
http://www.rocopower.com/products/power-supply



◎Portec(ポルテック)
 DoorsInternational(ドアーズインターナショナル)のブランド「Portec(ポルテック)」[6]のポータブル電源は、楽天市場でランキング1位を謳っています。パナソニック製のリチウムイオン充電池を使っているのウリです。AC100V(50/60Hz切替)が2口、定格300Wの充実スペックも魅力的です。しかし、製造元メーカーがどこか、今ひとつはっきりしないのが懸念点です。海外ネットを相当調べましたが、類似した外観の製品は見つかりませんでした。ドアーズインターナショナル社は、通信販売や輸出入と小売・卸販売を事業内容としているようですので、同社の完全オリジナル製品ということは、なかなかなさそうですが…。
・LB460:461Wh
[6]DoorsInternational:Portec
http://doors-international.com/



★どれを選ぶ?私の選択は
 個人的には、国内有名ブランドのJVCの商品に惹かれます。いちばん小さい311Whでも、スマーホを17回充電できるとのことで、家族の非常用としては十分そうです。


 キャンプやDIYなど、普段の生活でも使いたいときは、コンセント口数が多く、定格電力(ワット数)が大きいものが良さそうです。例えば電動ドリルを使う場合、400Wほど欲しいところです。LacitaのENERBOXなら、定格400W、コンセントを3口備えています。耐久性の高いリチウムポリマー電池も魅力的です。


 まだまだ、比較製品は豊富にあるので、いましばらく、検討を続けたいと思います。


★スペック比較表
 最後に、スペック比較表です。使用状況を想定して、いちばんピッタリくる商品を選びたいです。
製品
容量
Wh
価格AC
100V
USB
5V
DC
12V
定格
W
サイズ
mm
重量
kg
Jackery 24024026,000円121+02002303
Jackery 40040045,000円121+02002304
Jackery 70070080,000円231+25003006
JVC BN-RB331140,000円121+22002304
JVC BN-RB551860,000円231+25003006
JVC BN-RB662871,000円231+25003006
PowerArQ mini31132,000円121+02002304
PowerArQ62666,000円131+23003006
PowerArQ250060,000円24+P11+23003007
ENERBOX0144456,000円331+04003005
Portec LB46046156,000円241+03002405
※価格はアマゾン、2020年2月現在、税込、1000円単位丸め。
※AC,USB,DCは、出力口数。USBのPは、PD端子。DCは、シガーソケット+ピンジャックの口数を記載。
※サイズは長手最大寸法、10mm単位丸め。
※重量は3kgまでは0.5kg単位、3kg以上は1kg単位で丸め。

◎スペック補足
・容量:電池が蓄えられるエネルギー量で、Wh(ワットアワー)を単位とします。例えば400Whなら、100Wの機器を4時間使用できるだけのエネルギーを蓄えられます(実際には、変換ロスのために減少)。製品によっては、mAh(ミリアンペアアワー)で示されるものもありますが、この値に電池電圧を乗じたものが、Wh容量となります。例)3.6V×66000mAh=3.6V×66Ah≒240Wh。電池電圧は、多くは3.6Vですが、異なることもあるので、比較するときにはWhを使うのがよいです。
 容量が多いほど長持ちしますが、高価になり、サイズ・重量も増えます。実際の用途を想定して(何ワットの機器を何時間使うか、どうやって持ち運ぶか)、選択することになります。

・AC出力:国内仕様はAC100Vですが、海外仕様品はAC110Vもあり、注意が必要です。AC100Vでないものには、表中に印を付与することとします。ポータブル電源の場合、60Hzが多いようです(50Hz/60Hz切替が可能な製品もある)。周波数によって動作しない機器は、注意が必要です。

・DC出力:12Vのシガーソケットが標準的です。Φ6.5mmのピンジャックを備えるものも多いです。機器によっては、12Vが不適切な場合もあり、電圧変換器が必要になるかもしれません。

・USB出力:5V出力で、もっとも使い勝手が良さそうです。PD端子(USB-C)という、大容量給電が可能な端子を持つ機種もあります。

・定格電力:通常給電できる電力量、いわゆるワット数です。機器のワット数が電源の定格を超えると、使用できません。多くは、電源が落ちるように設計されているようです。



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