FC2ブログ
家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。

今回は、「スーパー戦隊」のおもちゃの購入の是非について書きます。バンダイの「DXシリーズ」玩具を買って、これはもういいや、と思った経緯です。


★2018年は「ルパパトづくし」でした。
 子供のいる家であれば、日曜日の朝に放映されている「スーパーヒーロータイム」というテレビ番組枠の影響を、少なからず受けているはずです。この番組枠では、「仮面ライダー」と「スーパー戦隊(いわゆるゴレンジャーもの)」が、各30分ずつ、続けて放映されています。「日曜朝」のヒーロータイムは、かれこれ20年近く続く、長寿枠なのです。

 昨年(2018年)時点で、我が家の子供は、娘8歳(小2)、長男4歳(年小)、次男2歳、の3人構成です。幼稚園といえば、まさに「スーパーヒーロー」花ざかりの年頃です。そして、私も「戦隊モノ」が好きなこともあり、2018年に放映された「快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー(略称:ルパパト)」というヒーロー番組を、1年間通しで楽しみました。テレビジョン受信専用機がない我が家にとって、毎週定期的にテレビ番組を見る(パソコンで視聴)というのは、たいへん珍しいことです。視聴期間は、2018年2月~2019年2月。(現在は、「騎士龍戦隊リュウソウジャー」が放映中)

 あまりに楽しかったので、番組終了直前となる2019年1月中旬に、バンダイから発売されている大型玩具を購入しました。クリスマスも過ぎ、お年玉消費シーズンも終わった時期のため、大幅に値引きされており、以下3点を一気に買いました。通常であれば、1点につき5000円~10000円もする、高級玩具です。
・DXビクトリールパンカイザー&サイレンルパンカイザー(購入価格3300円)
・DXエックスエンペラー(購入価格2500円)
・DX VSチェンジャー・ルパンレッドセット(購入価格1500円)
20190506z101.jpg 20190506z104.jpg



★「ルパパト」は子供の成長に有害か?
 この種の「ヒーローアクションもの」のTV番組は、残念ながら、子育てをする人々から、批判されることも珍しくありません。その理由として、番組中の「暴力描写」が挙げられます。特に、銃を撃ちまくって敵を殺傷する描写や、大勢で寄ってたかって1人の相手をタコ殴りにする描写は、批判の対象になりがちです。いわく、子供にとって、いったいどんな成長の種を与えてくれるのか。幼稚園でひたすら「バンバン言って互いに主張するだけの遊び」は、健全な心を育む役に立つのだろうか。

 この批判に対して、私は賛成でもあり、反対でもあり、よくわからなくもある、というスタンスです。確かに、暴力描写は、ときに見るに耐えかねる場合があります。実際、同時期に放映された「仮面ライダー」では、素手で殴ったり蹴ったり、暴力描写が生々しく、怖くて見られませんでした。
 しかし、同じヒーローアクションでも、ルパパトでは、暴力描写は、それほど気になりませんでした。子供たちにも、強い影響は与えていないように思えます。これには、いくつかの理由が考えられます。

 ひとつめは、「快盗と警察」の2つの戦隊が登場し、この両者の関係が、ストーリーの中心になっていたこと。このために、通常の「正義vs悪」の、絶対的な完全懲悪の構図が、薄められていたように感じます。快盗には快盗、警察には警察の正義があり、両者がときに激しく衝突する。どうしようもない危機には、両者が協力することもあるのですが、それでも決して「なれあい」になることはなく、最後まで予定調和の「共同戦線」にはなりませんでした。悪役であるギャングラーは、やはり「絶対悪」なのですが、物語の中でその主張は強くなく、「悪者をバンバンやっつけて終わり」という単純な話には見えませんでした。

 ふたつめは、敵(ギャングラー)との戦いの争点が、敵を倒すことでなく、敵に盗まれたアイテム(ルパンコレクション)を取り返すことである点。もちろん最後には、バンバン撃って敵をやっつけるわけですが、その前に「いかにアイテムを奪い返すか?」というところが、戦いの中心になっている。つまり、単純な暴力で攻めるのでなく、知恵を使って相手をやりこめる、という部分に、ヒーローたちは注力するのです。これもまた、暴力描写が前面に出なかった理由だと思います。

 そして3つめは、「戦隊モノ」に共通するストーリー展開にあります。すなわち、前半は等身大のヒーローが戦いますが、後半は巨大ロボでの戦闘になる。巨大ロボと巨大化した敵の戦いは、現実離れしており、「人対人」の戦いに比べて、「暴力」という感覚が薄れます。さらに、この「現実離れ」には、「最初は等身大で、後半は巨大ロボ」という、毎回大きく変わらない「マンネリ」なストーリー構成も、ひと役買っているのでは、と思います。毎回同じ話を繰り返すことで、これはお話であって、現実世界ではない(したがって、実世界で同じような暴力が許されることはない)、ということを、子供たちは理解するのだと思います。

 というわけで、「ルパパト」に限って言えば、子供に悪い影響ばかりを与えたとは、私は思っていません。後述するように、「ロボット遊び」をすることで、想像力・創造力を養った部分もある、と考えています。(が、妻によると、やはり「バンバンやる雑な遊び」が大幅に増えたようで、じっくり・ゆっくりした遊びから離れてしまう機会は、与えてしまったかもしれません。しかしながら、それはそれで、またひとつ子供の成長とも言え、否定するべきものではないと思います。)


★「ミニプラ」には知育要素がいっぱい!
 「ルパパト」が、あまりに面白かったので、玩具を買いました。この玩具の購入は、半分は成功、半分は失敗、といった結果だったと思います。

 まずは成功事例から。下の写真の玩具は「ミニプラ」というシリーズです。スーパーなどのお菓子売り場で販売していて、1個300円~500円程度。番組の進行に合わせて、さまざまなメカニックが発売されます。今回、これを全て集めました。
20190120z021.jpg

 この商品の素晴らしい点は、①組立式である、②自由に組み替えができる、③アクションポーズも思いのまま、といった点です。この玩具によって、子供たちは、はじめての「プラモデル作り」を体験することができました(娘8歳は、エアブラシや筆による塗装にも挑戦)。また、パズルのように自由な組み換えができるので、長男4歳は、思いつくままに、オリジナルなロボットを作っては、嬉しそうに見せてくれました。いわゆる「知育要素」に優れた、良質なおもちゃだったと思います。
20190120z701.jpg
20190120z605.jpg 20190120z938.jpg
20190120z801.jpg 20190120z601.jpg


★「DXシリーズ」は失敗だった!
 「ミニプラ」の成功に気をよくして、大型玩具も買いました。冒頭で書いた通り、「衝動買い」に近い購入に踏み切ったわけですが、これには一応、いくつかの理由があります。以下の通りです。
・この手の「大型合体玩具」に対する、子供の反応を見たかった。特に、番組終了後に、どの程度遊ぶものか、確認したかった。
・最近の合体おもちゃの、構造や特徴を、手に取って調査したかった。
・1年間番組を楽しめた感謝の意を。番組製作会社に還元したかった。

 まず購入したのは、「エックスエンペラー」と「ビクトリー&サイレンルパンカイザー」の2大ロボットです。前述のミニプラと比べると、10倍くらいのボリュームがあります。
20190506z204.jpg
 
 合体、分離も思いのまま。分離形態の「VSビークル」は、電車やら飛行機やら車やら、見るからに、子供たちが好きそうなフォルムです。
20190506z206.jpg 20190506z207.jpg

 買ってすぐのころは、子供たちが群がって、興奮して遊んでいました。でもね…
20190506z322.jpg 20190506z329.jpg
20190506z331.jpg 20190506z342.jpg

 「ミニプラ」のときほど、しじゅう遊んでいる感じではありませんでした。この「DXシリーズ」は、大型なのですが、壊れにくさ重視のためか、関節などの可動部分がミニプラよりも少なく、合体パターンも制限されている(劇中以外の組合せがほとんどできない)ために、子供の想像力・創造力を引き出す余地が少ないのです。また、大きすぎて、子供の手になじまない点も、子供たちの食いつきが今ひとつである理由かもしれません。「大きなおもちゃを買って、子供が喜ぶところを見たい大人」な感がアリアリで、なんだか、大人側の満足だけを優先したようなオモチャですね。などと考えて、スッカリ冷めてしまったワタクシ。これは、独身男性が買って、ニヤニヤしながら遊ぶものだわ。(独身のころ、同じDXの「デカレンジャーロボ」を買ったことを、思い出しました。)
20190506z352.jpg

 そして、今回の購入失敗アイテム・決定版がこちら。劇中に登場する変身用アイテム「VSチェンジャー」です。ロボットの合体前のVSビークルを組み合わせると、ライト&サウンドを楽しめる、銃の形をした商品です。
20190506z205.jpg

 このVSチェンジャーですが、組み合わせるVSビークルの種類によって、異なる音声が楽しめます。最初は新鮮で、面白かったのですが、すぐに「うるさい」と感じるようになりました。このおもちゃで誰かが遊び始めると、周囲の人まで巻き込んで、ただただ「騒々しい雑な遊び」になってしまいます。妻が「イイカゲンにしろ」と言って、電池を外すことになりました。私もまったく同感でした。ダメだわ、この種のオモチャは、残念ながら、我が家には向いていないようです。(世の子供たちは、この玩具で、いったいどうやって遊んでいるのか、知りたいです。やっぱり、純粋に大人用?)


★結論:DX玩具は2度と買わない!!
 そんなわけで、買いまくった「ルパパト」玩具ですが、今では以下のような状態になっています。
・「ミニプラ」は、現役で活躍中。長男4歳&次男2歳が、たまに遊んでいる。
・「DX」は、エックスエンペラーを除いて、「お蔵入り」。エックスエンペラーも、電池なしで使用。

 見た目が豪華な「DXシリーズ」ですが、以下の点で、我が家にはなじみませんでした。
・「光って鳴る」のがウルサイ。子供の「じっくり・ゆっくりした遊び」を阻害するように見える。
・動きや組み換えの自由度がなく、想像力を育むようには思えない。飽きやすい。
・サイズが大きすぎて、子供の手になじまない。場所をとる。
・頑丈な作りだが、高価すぎる。1年で番組終了するのだから、もっとチープで良いのでは。


 結論。戦隊モノの「DXシリーズ」は、もう2度と買いません!
 (ミニプラは、また買うかもしれません。)


この記事が役立ちましたら、応援をお願いします:
PVアクセスランキング にほんブログ村
技術・工学ランキング

関連記事
スポンサーサイト
omocha201612.jpg
↑↑↑画像クリックで、我が家のおもちゃを紹介します!↑↑↑












管理者にだけ表示を許可する

★コメント受付に時間がかかることがあります★






トラックバック
TB*URL





Copyright © 家と子供と、今日のおじさん(仮). all rights reserved.