FC2ブログ
家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。



 今回は、磁石ブロック「マグフォーマー」の類似品(廉価品)を買う時の、注意点をまとめました。廉価な類似商品の中には、品質が劣る粗悪品があり、磁力が弱かったり、破損しやすかったりして、満足に遊べない危険があります。


★プレゼントに最適!磁石ブロック「マグフォーマー」!
 「マグフォーマー」は、四角形や三角形の平面状のパーツを、磁力で組み合わせて遊ぶブロックです。縦にも横にも前後にも、立体的にパーツを連結できるのが、普通のブロックと違う優れた点です。小さな子供たち(3歳、4歳ぐらい~)でも、次々にパーツをくっつけていくだけで、思いのほか複雑な構造体を、作ってしまいます。写真右のように、車輪パーツを使えば、男の子が大好きな「のりもの」だって作れます。
20191117zm20.jpg 20191117zm21.jpg

 このマグフォーマーは、子供の入園祝い、入学祝いや、誕生日・クリスマスのプレゼントとして、最適なおもちゃだと思います。その理由を、以下に列挙します。
・入園前(3歳、4歳)から幼稚園児、小学生になるまで、長い間楽しめる。きょうだいやお友達とも、一緒に遊べる。
・すでに持っていても、パーツが増えるほど楽しみが広がる。孫やお友達など、所有の有無が分からない場合でも、心配がいらない。
・見た目がカラフルで楽しく、子供が手に取った時に、喜びが大きい。
・立体的な構造の構築など、知育的な要素がある。


★類似品に注意!安価なものは磁力が弱いかも
 ただ、このマグフォーマーを購入したい場合、注意点があります。私の実際の購入経験、およびネットのクチコミによると、類似品の中には、やっかいな弱点を持つ商品があるのです。具体的には、以下のようなネガです。
・磁力が弱く、組立てたときに崩れやすい。
・パーツが割れやすい、最初から割れていた。(小さい磁石が飛び出し危険!)
・パーツが欠品していた。
・箱がつぶれていた。
・開封済みの中古品と思われるものが届いた。

 実際、私も類似品を購入したのですが、正規品と比べると磁力が弱くて、組み立てる最中に崩れやすく、子供が組み立てにくいことを経験しました。(詳しくは、→こちらの記事


 もちろん、すべての類似品が、上のコメントにあてはまるわけではないと思います。しかし、ネット通販では得られる情報が限られていますので、やはり正規版(ボーネルンド、または正規品の並行輸入品)を購入するのが、もっとも安心・安全だと思います。
 なお、ネット通販(特にアマゾン)では、サクラとみられる「満足コメント」の大量投稿も散見されます。類似品を選定する場合は、特に「★1個~2個」のコメントに注目して、素性を調査することをお勧めします。


★特許許諾があっても、安心ではない!
 ところで、上述のような類似商品の中には、「特許実施許諾承認取得(特許第3822062号)」と記載されているものがあります。しかし、この特許は、実はマグフォーマーの製造元(ジム・ワールド)とは関係ありません。特許許諾があっても、「マグフォーマー」と明記されたもの以外は、ジム・ワールドの許諾を得ていない、類似品なのです。
 ややこしいのですが、この特許とは、日本のみに存在していた、マグフォーマーと同様の構造の特許権所持者(「工房ながおか」社)のもので、ジム・ワールドとは関係ないのです。マグフォーマーで特徴的な、クリアパーツを使ったカラフルなデザイン、磁石を2つの部品でサンドしたシンプルな構造、円弧上の縁部により2次元と3次元を行き来できる工夫、子供が遊ぶのに最適なサイズなどは、マグフォーマーの発案で、この特許とは関係がありません。「マグフォーマー(MAGFORMERS)」の名は、ジムワールドの商標であり、特許許諾の有無と関係なく、類似品はマグフォーマーを名乗ることができません。商品選定の際には、じゅうぶんに注意してください。
 なお、国内販売されているマグフォーマー正規品は、当然ながら、上述の特許許諾を受けています。類似品の多くも、特許許諾を受けています。しかし、マグフォーマーの並行輸入品の一部や、類似品の一部商品は特許許諾が表示されていません。これら許諾のない業者は、販売に必要な手続きが正しくなされているか、疑問があります。
 なお、当該特許の特許許諾リストは、サイト[2]にあります。
[2]工房ながおか:立体組み立てブロック・マジキャップ
http://magiqup.com/?m=wp&WID=13889


★さあ選ぶぞ!マグフォーマー&類似品のリスト
 以上を踏まえつつ、国内で販売されている、マグフォーマー正規品、および類似品のリストを作成しました。アマゾン通販リンクを付与しましたので、実際に買った方のコメントや、価格情報を参照しやすいと思います。
 類似商品が非常に多いため、以下にカテゴリ分けをしました。日本特許許諾がない商品は、リストに載せていません。
1)マグフォーマー正規品、特許許諾先リスト[2]に記載あり
2)類似品(マグフォーマーでない)、特許許諾先リスト[2]に記載あり
3)類似品(マグフォーマーでない)、通販サイトに特許許諾表示あり


★リスト1)マグフォーマー正規品、特許許諾先リストに記載あり
◎マグフォーマー;MAGFORMERS 国内正規品
 韓国のメーカー「GYMWORLD(ジムワールド)」の商品で、日本国内ではボーネルンドが正規販売代理店となっています[1]。
[1]ボーネルンド:マグ・フォーマー(磁石の数学ブロック)
https://ec.bornelund.co.jp/shop/pages/campaign_magformers_strength.aspx

 ボーネルンドの取扱い商品には、さまざまなセットがありますが、はじめてのマグフォーマーには、「ベーシックセット」の、パーツ数30ピースか、できれば62ピースがオススメです。さらに乗り物セットがあれば、いろいろな車を作ることができます。収納ボックス付きのディスカバリーBOXは、車輪パーツも含まれるのが嬉しい、オールインワンのセットです。正規版マグフォーマーのラインナップ一覧は、別の記事(→こちら)に詳しく書いています。磁石ピース1個の単価≒200~250円。
・ベーシックセット・30ピース(7260円)
・ベーシックセット・62ピース(13200円)
・乗り物セット・16ピース(4290円)
・ディスカバリーBOX・71ピース(17050円)



◎マグフォーマー;MAGFORMERS 並行輸入品
 特許許諾リスト[2]にある並行輸入業者として、クリエイティブコンサルタント、Sonar Blick、ジェイ・エコロジー、ちゃいなび、GoodBaby Toy等の通販サイトが確認できました(楽天市場、Yahooショッピング等)。しかしAmazonでは、同リストにある業者の並行輸入品は見つかりませんでした。


★リスト2)類似品(マグフォーマーでない)、特許許諾先リストに記載あり
  数多く存在するマグフォーマー類似品のうち、日本特許保有者の「工房ながおか」に、特許許諾先として明記されている業者の取扱い品です。類似品であるには違いありませんが、きちんとした手続きは踏んでいると思われ、一定の信頼はできそうです。ただ、廉価な類似品では、表記されたピース数のうち、数字プレート等の非磁石パーツが大半を占める場合があります。ピース単価を調べるときは注意が必要です。例えば「マグプレイヤー」の156ピースでは、プレートが26枚、ブルドーザー用プラ部品が36個など含まれており、本来の磁石パーツは82ピースしか入っていません。

◎マグプレイヤー;MAG PLAYER
 特許許諾を受けている「SHOP SHIMAMOTO(ショップ・シマモト)」が扱う商品として、「マグプレイヤー」があります。磁石ピース単価≒100~140円。



◎マグブロック;MAGBLOCK MB
 「マグブロック」を扱う「TKクリエイト」は、特許許諾先リストにあります。MBではじまる、各種セットを販売しています。特許許諾リストに載っている業者なのですが、通販サイト(アマゾン)では特許許諾表記がありませんでした。磁石ピース単価≒140~200円。



★リスト3)類似品(マグフォーマーでない)、通販サイトに特許許諾表示あり
 ここからは、特許許諾先リストとの関連が判然としないものの、通販サイトで特許使用許諾されている旨の表示がある商品です。リストにない許諾先があるのか、あるいは許諾会社から卸された品物の小売り販売かもしれません。販売業者や製造元の素性が不明な場合も多く、信頼感では劣るグループです。

◎MAG-Building;マグビルディング
 「ヨシユキストア・オンライン」が扱う商品です。後述の「NEOFORMERS」、「MAG-WISDOM」と同一内容の商品かもしれません。磁石ピース単価≒110円。


◎NEOFORMERS;ネオフォーマー
 同じく「ヨシユキストア・オンライン」が扱う商品。磁石ピース単価≒110~160円。


◎MAG-WISDOM;マグウィズダム
 こちらも「ヨシユキストア・オンライン」が扱う商品です。磁石ピース単価≒120円。


◎iKing;アイキング
 「KINGSTAR(キングスター)」社が販売元となっています。中国・深センの業者のようです。磁石ピース単価40~50円と、怪しいほど激安です。


◎Jasonwell;ジャソンウェル
 「イデアルジャパン」の取り扱い。磁石ピース単価≒50円と激安ですが、反面磁力の弱さが心配になる価格です。


◎MAGROCK;マグロック
 素性が不明です。磁石ピース単価60~80円。



◎MAGHAPPY;マグハッピー
 こちらも、素性が判然としません。磁石ピース単価≒70~110円。



◎Kitwell マグビルド;キットウェル
 同じく不明。磁石ピース単価≒90円。


◎HannaBlock;ハンナブロック
 素性不明な業者が続きます。磁石ピース単価≒60~70円。


◎FlyCreat;フライクリート
 販売元の詳細不明ですが、中国・深センの業者と思われます。磁石ピース単価≒80円。


◎VOOPH;ヴォープ
 こちらも、中国・深センの業者と思われます。各業者の関連性は、判然としません。磁石ピース単価≒40~50円。


◎AUGYMER;オーギマー
 深センの業者のようです。特許許諾リストにある、「深セン」の入った業者との関連は不明です。このあたりの業者は、サクラと思われる(日本語の不自然な)高評価レビューが多く、注意が必要です。磁石ピース単価50~60円。


◎LBLA
 アマゾン販売元は「Shantou Enli Ertong Toys」(山東?)とあります。磁石ピース単価≒100円。


◎QuadPro;クアドプロ
 「Mygeek Direct(マイギークダイレクト)」の扱い。このあたりの業者は、繰り返しになりますが、見るからに怪しげな高評価レビューがされており、かえって品質に疑問符があります。★1~2個のレビューをチェックしましょう。磁石ピース単価≒40~50円。


◎YOKIDOMI;ヨキドミ
 こちらも中国業者でしょうか。磁石ピース単価40~50円。



★まとめ:プレゼントなら、迷うことなく正規版!
 磁石ブロック「マグフォーマー」および類似品のラインアップを調査しました。購入を考えた場合、多数の選択肢があります。例えば、以下のような方針で選定すると良いかと思います。

・プレゼント用:迷うことなく、正規版を選ぶべきです。正規版は遊びやすさ(磁力の強さ)、品質(不良品の少なさ、耐久性)が優れます。誕生日やクリスマスなど、贈り物には、正規版が好適です。類似品を購入した場合、業者によっては箱ツブレや初期破損・汚れがあることが報告されています。また、磁力が不十分で、すぐに崩れて遊びにくい、という事象も生じるリスクがあります。記念に買ったものだと、簡単には捨てにくかったりするので、後悔しないためには、迷わず正規版です。

・自宅用:やはり、できれば正規品を選びたいです。類似品は、磁力の弱さ(すぐ崩れる)と品質のバラツキ(破損品などの不良品に当たるリスク)が心配点です。それでも購入したい場合、通販のクチコミをチェックしてください。このとき、★が多い評価はサクラの可能性があるため、★1個~★2個のものを中心に確認するのが肝要です。十分にチェックをした上で、ハズレを引くかもしれないという覚悟を持った上で、購入しましょう。磁力が弱くても、ピース数が増えれば確実に楽しさは広がるので、悪い点ばかりではありません。

 個人的には、磁力の弱い「粗悪品」では、マグフォーマー本来の楽しさが損なわれると思っています。私は、基本的には「迷ったら安いほうを選ぶ」というケチな人間ですが、それでも、安価な類似品を2度と買うつもりにはなれません。安さをフイにするほどの、遊びやすさの差がありました。マグフォーマーを買うなら、やはり「本物」が一番です。



この記事が有用でしたら、応援をお願いします:
PVアクセスランキング にほんブログ村
技術・工学ランキング
関連記事
スポンサーサイト



↓↓↓子供と学ぶ、プログラミング学習&論理的思考↓↓↓ 20190217_logicalprog.jpg












管理者にだけ表示を許可する

★コメント受付に時間がかかることがあります★






トラックバック
TB*URL





Copyright © 家と子供と、今日のおじさん(仮). all rights reserved.